F71
中・韓を煽るアメリカの一流新聞
8月16日の産経新聞はアメリカの有力紙が日本について報じた記事について、次のように報じています。
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「日本のナショナリストが中韓関係をこじらせている」
米紙が東京発で報道 中韓主張に沿う表現を列挙
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120816/amr12081621330009-n1.htm
2012.8.16 21:33 [韓国]
【ワシントン=犬塚陽介】米紙ウォールストリート・ジャーナルは15日、東京発の特派員電で、日本では「ナショナリスト(民族主義者・国家主義者)の政治家や活動家が新たな影響力を振るっており、中国や韓国との関係をこじらせ、東京の政策担当者の頭痛のタネになっている」との記事を掲載した。
記事は15日に2閣僚が民主党政権下で初めて靖国神社に参拝したことや尖閣諸島の国有化計画、米ニュージャージー州パリセイズパーク市に設置された慰安婦碑の撤去を自民党の有志議員団が求めていることなどを中韓の主張に沿うような表現で列挙している。
日本が中韓を“挑発”しているとの印象を与えかねない内容だ。
2閣僚の靖国参拝については、靖国神社を「過去の帝国主義と強く結びついた施設」と説明。参拝が「韓国との紛争をさらに燃え上がらせた」とした。
また日本の政治家は中国が「テロリスト」と位置づけるウイグル独立派の国際会議を5月に東京で開いたほか、尖閣国有化計画に「野田佳彦首相を駆り立て」、中国から3カ月で2回の抗議を「招いた」と指摘した。
さらに慰安婦については「軍の売春宿で働くことを強制された韓国人女性」と表現し、「強制連行を示す資料はない」とする日本政府の見解に反する内容を一方的に記載。そのうえで日本側がパリセイズパーク市に慰安婦の碑の撤去を要求したことが「韓国の苦情を引き起こした」としている。
記事は最近の「ナショナリストの日本の政治家」はインターネットで若者にメッセージを発信していると指摘。こうした政治家らの多くが「自衛隊の任務を厳しく制限する平和主義の憲法の改正」を究極の目標にしており、領土問題への関心の高まりが目標達成の弾みとなることに期待を寄せているとしている。
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「日本は右傾化 戦後最も対決的」
と米紙 http://sankei.jp.msn.com/world/news/120922/amr12092216230005-n1.htm
2012.9.22 16:22 [尖閣諸島問題]
21日付の米紙ワシントン・ポストは、沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国との対立などを背景に、日本が「緩やかだが、かなりの右傾化」を始めていると指摘、周辺地域での行動は「第2次大戦後、最も対決的」になっていると1面で報じた。
同紙は、日本の政治家が与野党問わず集団的自衛権の行使容認を主張するようになり、憲法改正論が高まっていると分析。沖縄県・与那国島への陸上自衛隊配備計画などを挙げ、自衛隊にも「より強力な役割」が与えられつつあるとの見方を示した。
背景として海洋進出を活発化させる中国の存在に加え、20年にわたる経済停滞の下で「失われた影響力を回復すべきだという感覚」が日本国内で広がっていることを指摘した。一方で、日本には軍事力保持への複雑な感情が根強く残り、右傾化には一定の限界があるとの専門家の見方も紹介している。(共同)
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アメリカのマスコミは日本を「右傾化」したと非難していますが、「右傾化」とは何なのでしょうか。
中国の軍人・民間人は日本よりはるかに好戦的で、暴力的だと思いますが、彼らに対する「右傾化」の憂慮はないのでしょうか。彼らは共産主義者だから「左傾化」なのでしようか。
「 日本ではナショナリスト(民族主義者・国家主義者)の政治家や活動家が新たな影響力を振るっており、中国や韓国との関係をこじらせている」と、日本を非難していますが、竹島で毎年軍事訓練をしたり、大統領が竹島を訪問したりしている韓国では、ナショナリストの活動はないのでしょうか。
香港から日本の尖閣諸島の領海侵犯をした中国人たちはナショナリストではないのでしょうか。中国各地で日本企業を襲い略奪を恣にした中国人はナショナリストではないのでしょうか。
彼等の行動を奨励・黙認している政治家はナショナリストではないのでしょうか。
アメリカのマスコミは、日本のこの程度のことを「ナショナリスト」、「右傾化」と言って非難するのなら、「ナショナリスト」、「右傾化」とは何なのか明らかにすべきですが、それを明らかにすることなく日本に非難を浴びせています。
それはなぜでしょうか。「ナショナリスト」とか、「右傾化」などは定義はできないのです。もし安倍首相を極右のナショナリストにすべく無理に定義しようとすれば、世界中は極右とナショナリストのオンパレードになってしまい、安倍批判が根拠のないものである事が明らかになるだけだからです。
結局、韓国人、アメリカ人とも、ただ自分が気にくわないものに対して、「極右」とか、「ナショナリスト」とかのレッテルを貼って、根拠のない非難を浴びせているだけなのです。
アメリカのマスコミのもその意味では、韓国のマスコミと同レベルと言わざるを得ません。
日本人としては、冷水を浴びせられたような記事ですが、これが現実です。現実は直視しなければなりません。アメリカは決して日本の味方ではないのです。目の前で騒いでいる中・韓の後ろに控えているアメリカこそが真の敵と言うべき存在なのです。
何が歴史の真実か、どちらが民主主義の価値観を共有するかなどと言う問題ではなく、どちらがアメリカにとって得か損かと言うだけの問題なのです。
平成24年9月23日 ご意見ご感想は こちらへ トップへ戻る 目次へ