正しくは東光山真珠院龍蓋寺、一名岡寺で知られる。 大宝年間(700〜703)僧義淵(ぎえん)が開基した古刹で、 西国三十三番目の第7札所。本尊如意輪観音菩薩は、 弘法大師作の高さ4.8mの塑像で重要文化財に指定されている。 朱塗りの仁王門を抜け、石段を登ったところには、 木立に囲まれた豪壮な本堂がそびえる。深閑としたムード 漂う境内には、道中安全や厄除けの祈願に訪れる参拝客で にぎわう。