アロマをフレーバー ネップレ コーヒースタンド トップに戻る

焙煎により引き出された芳ばしく華やかな「アロマ」を楽しんで頂けるよう、すっきりとした味わいとナッツの様な芳ばしい香りを持つブルボン・サントスとペルー・ビラリカをベースにし、コロンビア・サンチュアリオとリントン・マンデリンの深煎りをバランス良くブレンド。すっきりと滑らかな口当たりでありながら、後口の程好い苦味と味わいが豊かな余韻を作り出しています。コーヒーの濃淡(濃さ)に関わらず、豊かな香りと後口の味わいを楽しんで頂けます。

 コーヒーの香りに含まれるチョコレートやナッツ、マンゴーやオレンジの様な香りを感じた事ありますか?  「コーヒーの香り」と一言で言っても、ちょっと奥が深いのです。その奥をちょっと覗いてみませんか?ほんの少し、コーヒーの楽しみ方がかわるかも?! 週末はソムリエ気分って事で、まずは「香り」を楽しみましょう!!

一般的に「コーヒーの香り」と聞いて、まず思い浮かぶのは「芳ばしい香り」、「芳醇な香り」、と言った華やかで広がりのある香りですよね。しかし、そのコーヒーの香りも2つに分ける事が出来ます。それは「アロマ」と「フレーバー」。 どちらも色々な食材や料理など、様々なジャンルで使われているので一度は聞いた事があるかと思います。この2つの香りを嗅ぎ分けて、コーヒーやその他の飲料の評価に繋げて頂き、より美味しく、そして楽しく飲んで頂ければと思います。

先程の「芳ばしい香り」のような広がりのある香りを「アロマ」と言います。 「アロマ」とは化学物質の熱変化によって作り出される揮発性芳香成分のことですが、コーヒーの「芳ばしい香り」も、まさに「焙煎」と言う焼き加減の調整で引き出された熱変化による香りです。 この「アロマ」の中に含まれる「芳ばしさ」以外の香りを探ってみましょう。すると、中からなにやら甘い香りがしてきます。さぁ、何を感じましたか?チョコレート?、いやキャラメル?、それともオレンジ?いやオレンジと言っても「皮?」。 その時感じたままを表現して下さい。場合によっては「焼肉?」なんて感じる事もありますよ。芳ばしい香りに隠れてしまい個性的な香りを感じにくくなっている事が多いので、じっくりと時間を掛けて味わいながら探っていく事が大切です。 香りの個性に少なからず違いを感じる事が出来れば、コーヒー個々の特徴として認識でき、それが商品の見極めにも繋がります。

例えば、柔らかい酸味が特徴のコーヒーが4品あります。 コロンビア、キリマンジャロ、グァテマラ、ケニア。これらのアロマには「フルーティー」な香りが含まれています。ただ、その「フルーティー」にも特徴があり、コロンビアには柑橘系の香り、キリマンジャロには柑橘系プラス、ミルクチョコの様な甘くまったりとした香り、グァテマラには柑橘系プラス、マンゴーの様な香り、ケニアには柑橘系の更にシトラスの様な爽やかな香りとマンゴーのまったり感「大」の香り。 4品とも「柑橘系」というアロマを基準にそれぞれの特徴が出ています。

コーヒー豆からコーヒーの液体になるまで、これらの特徴の違いははっきりと出てきます。コーヒー豆を挽いた時、お湯をゆっくりと注いだ時、そして豊かな香りが部屋いっぱいに広がる時、それが「アロマ」です。

 コーヒーの香りに癒された瞬間、力が抜ける程のリラクゼーション。これらは全て「アロマ」がもたらす効果と言えます。夕方は疲れのピーク、どっぷりと落ち着いて頭をリフレッシュさせたい時なんかにも、この「アロマ」が活躍します。

 ある新聞にコーヒーの香りの効果についての研究結果が掲載されていました。
 研究対象となったコーヒー豆は全部で6種類。ブラジル・サントス、ハワイ、モカ、マンデリン、グァテマラ、そしてブルマンです。かなりザックリとした選抜に戸惑いもありますが、これらの香りを嗅いだ後の「注意力」と「リラックス」についての結果です。
その中で最も「注意力」がアップしたコーヒー豆の香りは「ブラジル サントス」です。覚醒作用の効果が得られる事から朝一番のコーヒーにはベストチョイス!だそうです。しかし悲しいかなリラックス効果は最下位のようです。ちなみに注意力最下位は「モカ」でした。 では、「リラックス効果」の方はどうでしょう。
香りを嗅いだ後、脳のアルファ波の量を測定します。そして最も高かったコーヒー豆は何かと言いますと、流石です!「ブルーマウンテン」です。ブルマンは注意力のポイントも中位。その結果から考えても「ブルマン」は、時間を問わず美味しく飲んで効果が期待できるコーヒー豆であると考えられます。
 この実験で、コーヒーは香りを嗅いだだけでも生活に必要な効果が得られる事がわかりました。
 今後より細かな研究が成され、また違った効果、効能や新しいコーヒー作りの重要な要素になって行ければなと期待しています。 ご参考までにこの記事の結果はこのようになっておりました。
●注意力 1ブラジル 2ハワイ 3マンデリン 4ブルマン 5グァテマラ 6モカ
●リラックス 1ブルマン 2グァテマラ 3マンデリン 4ハワイ 5モカ
  6ブラジル
そしてコーヒーの香りのもうひとつの顔は「フレーバー」です。

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