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箱本館「紺屋」〜見て触れて藍染め〜

 城下町大和郡山は昔から手仕事がさかんな町でした。
藍染めもその一つで紺屋町には染め物の家が軒を連ね、水路も道路の中央を流し、布を洗っていたそうです。かつての紺屋町を今に伝えようと今年オープンしたのが箱本館「紺屋」。箱本とは郡山町中の自治組織のことで紺屋町もそのひとつ。箱本の名前を受け継ぎ、亨保年間から紺屋を営んでいた奥野家を市が譲り受けて、藍染めに関する資料の展示と体験ができる施設として整備したものです。昔の商家のたたずまいが実感できると共に藍染めの道具、発掘された刷毛や紺壺のほか、郡山にゆかりの金魚にちなむ古美術、箱本関係の古文書などが展示されています。体験工房ではハンカチやバンダナの藍染めが体験できます。

*藍染体験は9時30分〜15時30分(ハンカチ500円、バンダナ800円)

金魚をモチーフにした美術品も展示されています。


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