夏の終わりに


 夏の日射しを遮るために西側の窓にネパールより持ち帰った朝顔を植えて作った緑のカーテン。その葉から漏れてくる日射しも夏のそれとは明らかに違って、柔らかというより一種、寂しさを感じます。
  夏の暑さを耐え抜いた植物も少々痛んで満身創痍というところでしょうか。庭全体も荒れた風情を見せています。それはそれでいいものですが少し手入れをすることで、植物も元気を取り戻し、秋の庭への準備となります。花がらや枯れた葉をとり、真夏にはなりをひそめていた虫たちも活躍を始めるものも出てきます、大発生の前に見つけて退治、ついでに除草も。水不足で葉を落とした木もあるので落ち葉も片づけて・・・・。
  種を持った蓮の花床は大きいものも小さいものもアレンジ用に大切に置いておきます。
  数少ない花の中で、遅咲きのギボウシ、ハニーベルズが満開。いい香りを漂わせています。ジンジャーの花もこれからです。切り花にすると部屋中に香ります。
秋用の花を植え付けるのはもう少し待ってから。まだまだ暑い日が続きます。サルビア、ペンタスなどまだまだ花を咲かせます。白とかブルー系だと夏の花でも秋の風情になじみます。
 



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