マンサクと足下のクリスマスローズ
シクラメン・グラエカム

冬の装い・冬花壇

 立冬も過ぎると、温暖化とはいえさすがに寒さが身にしみるようになります。
庭の木々も毎日のように葉っぱを落としていきます。
  花が少ないこの季節の庭にひときわ目立つのが秋咲きシクラメン、ヘデリフォリウムです。落葉樹からさす木漏れ日がシクラメンの花を引き立てます。このシクラメンは寒さにも強く、水はけを良くしてやると毎年少しずつ球根を太らせながら花を咲かせます。そして落葉樹の足下ではクリスマスローズが休眠期を終えこれからの季節に備え、成長を始めています。置き肥などを株元に施してやると来春が期待できます。
  長いあいだ、鉢植えなどにしてあるものはこの時期が植え替え時です。
秋うえ球根なども植え忘れないように、暑い時期から店頭にでていたパンジー、ビオラも今が植え時です。これらの冬の花は一度しっかり寒さに当たらないと花を咲かせません。早めに買ってしまったパンジーたち徒長してませんか?
  春から秋にかけて私達を楽しませてくれた植物はこれから休眠期に入ります。地上部を枯らせて冬を越す、宿根草はすっきりと地上部を切り取ってやります。
多年草、灌木なども出来るだけ地上部はコンパクトにして冬に備えます。
ひっそりとした冬の庭の趣もまた楽しいものです。


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