マンサクと足下のクリスマスローズ
シクラメン・グラエカム

自然は巡る

一月(睦月)の庭はひっそりとした静かなたたずまいを見せています。ほとんどの植物が休眠期に入っているからでしょうか、葉を落としてしまった無彩色に近い裸木がめだちます。空に広がった株立ちのマンサクの樹形も美しく、じっくり眺めていると枝先に蕾がたくさんついているのがわかります。春一番に黄色の花を咲かせようと準備中です。そうそう、日の射しこみにくい少し暗めの場所にはセンリョウの実の黄色や赤が際だっています。ナンテンの赤もあります。この実を求めて鳥たちが三々五々集団でやってきます。メジロ、シジュウカラ、ホオジロ(図鑑で調べてみたが多分・・)静かな庭が少しずつ賑やかに・・・。石臼を利用した水生植物用の鉢では鳥たちの水浴びが日課となっているようです。静から動へと自然が巡るきざしを冬の庭に見つけました。
他にも、いっぱい、いっぱいあります。花芽のふくらんだクリスマスローズ、スノードロップ、原種シクラメン・コウム等々花が開くのももう少しです。
小さな菜園では春の七草のハコベ、セリ、ナズナなどが元気です。温暖化のせいでしょうか花まで咲かせています。
毎年、菜園で摘む5?6種の草で七草粥を祝うのが我が家の恒例になりました。植物図鑑を片手に庭の雑草を探してみるとハコベ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)くらいは見つかるのでは?

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