春を待つウィンターガーデン

冷たい冬の朝、外に出てみると、一面霜がおりて常緑樹のユズリハも菜園の野菜達も凍っています。こんなに凍って大丈夫かしらと心配になるが、日が射し始めると解凍されて、いつもの元気な葉にもどってきます。毎日毎日これを繰り返す植物の生命力に感心させられます。

霜の降りた日の日中は暖かいので、ついつい後回しになっていた毎冬のトップドレッシング(土の表面の除草、落ち葉を掃除した後にバーク堆肥などで表面を覆うこと)を始めることにします。

たまりにたまった落ち葉をがさがさ音を立て掻き出すと、もう青々した雑草が芽を出しています。頭上でがさがさと音がするので見上げると、冬毛でモコモコした鳥がマンサクの枝にとまり、せわしなくしっぽを上下に動かしている、直ぐそばで人間がいても、音を立てても逃げない。後で図鑑で調べるとモズでした。念のため知人にメールで写真を送って同定してもらったところ、モズのオスとのこと。

多分、落ち葉を掻き出した後に出てくる虫を目当てに来ているのでしょう。

開花してずいぶん経ったローバイの花が良い香りを漂わせています。落ち葉のしたにはフキノトウ、クリスマスローズの花芽がじっと出番を待っています。

プルーン、スダチ、ブドウなどの果樹にはたくさんの収穫を期待して今のうちに追肥をやることにしましょう。もちろんクリスマスローズにも。

クリスマスローズの花芽
紫キャベツ・・・凍ってます 朝のユズリハ ゆっくりと解凍されたユズリハ モズのオス(鳥相が悪い?)
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