三葉虫の胸部は同型の体節が連なって出来ています。この体節数はそれぞれの種によって異なりますが、最小のもので5節、最大のもので40節ありますが、大部分は8〜13節です。(ちなみにかっては体節が2〜3節のものを少節型(miomeric)、5節以上のものを多節型(polymeric)と呼んでいましたが、現在では少節型とされたアグノスタス類は別系の動物とみなせるため、この分類も怪しくなっています。) なお、三葉虫の胸部の中軸部には消化管や血管が貫いていました。