今日における環境問題について


O001

ご質問

今日における環境問題についてですが、人類が環境破壊者であって、人類以外の生物、大きく言えば地球が被害者ではないかと思います。 

なぜなら市民レベルで考えていくと、小規模焼却、空き缶、吸い殻のポイ捨てや、個人的不法投棄など、あげたらきりがない。一般市民でさえ小さな破壊をしているのだから、一般市民が集まったのが組織だとすれば、小規模が大規模になるのは当たり前。だから、この問題は社会の問題ではなくて、人間自身の問題となるのではないかと思うのですが。

 

回答

私の考えも同じです。現在の環境問題は、一般市民さえも加害者であると考えた方が良いと思います。私たちの日常生活そのものが、環境破壊を引き起こしているといっても過言ではありません。自動車による排出ガス問題、喫煙、家庭から排出されるごみ問題、花や緑や昆虫や動物なども、安易に殺してはいけないと思います。産業の発達で生活が便利で快適で豊かになりました。そして大量生産/大量消費の社会が発達しました。しかし、私たちの心の中まで、本当に豊かになったのでしょうか。 

環境問題は、まさに人間自身の問題だと思います。さらに人口問題も重要な問題の1つだと私は思います。このまま人口が増え続けると、さらに地球規模の環境破壊は進行すると考えざるを得ないでしょう。企業や行政だけでなく、私たち市民がたとえ小さくても、少しずつ努力していかなければならないと思います。ドイツや北欧諸国など環境先進国と呼ばれる国々では、環境を守るんだという市民の気持ちと活動が、大きな役割を果たしています。


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