トルエンの指針値策定

• 用量／反応関係

• ヒトに対する発がん性が分類できず、遺伝子傷害性も示さない

• ラットを用いた生殖発生毒性試験で胎児の発育遅滞などの影響を観察

• 労働者における神経行動機能及び自然流産率の上昇

　 8時間／日、5日／週作業において332mg／m3が最小毒性量(LOAEL)

332（mg/m3）×40/7（hr/day）／24（hr/day）＝332/4.2mg/m3

• １日24時間、１週７日間に平均化

• 不確実係数（Uncertainty Factor：UF）

• 個体差：10

• 無毒性量(NOAEL)の代わりにLOAELを使用：10

• ヒトの中枢神経系及び生殖発生に与え得る影響：３

332/4.2(mg/m3)／300＝332(mg/m3)／1260=0.26mg/m3＝260μg/m3

• 耐容一日摂取量（Tolerable Daily Intake：TDI）

厚生省, シックハウス（室内空気汚染）問題に関する検討会中間報告書−第１回〜第３回のまとめ, 2000年6月29日

UF=300

前のｽﾗｲﾄﾞ

次のｽﾗｲﾄﾞ

最初のｽﾗｲﾄﾞに戻る

ｸﾞﾗﾌｨｯｸｽの表示