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『スターダストメモリーズ』 H9.12.5発売!

『スターダストメモリーズ』発売中!今すぐGET!

    『スターダストメモリーズ』文庫版

平成 9年12月5日 発売。\590(税別)スコラ社


 今回発売されたこの本は、以前のA5版と
内容は同じです。それでは以下、初出情報です。

☆☆☆ Stardustmemorys ☆☆☆

Vol.1 『 詩人の旅 』        16P「グリフォン」朝日ソノラマ
                             '92秋号/No.1
Vol.2 『 木霊の惑星 』       24P「グリフォン」朝日ソノラマ
                             '93冬号/No.2
Vol.3 『 メリー・ステラ号の謎 』  24P「グリフォン」朝日ソノラマ
                             '93春号/No.3
Vol.4 『 射手座のケンタウロス 』 20P「グリフォン」朝日ソノラマ
                             '93夏号/No.4
Vol.5 『 鯨座の海 』        24P「グリフォン」朝日ソノラマ
                             '93秋号/No.5
Vol.6 『 セス・アイボリーの21日 』24P「グリフォン」朝日ソノラマ
                             '94春号/No.7
『 ウラシマ効果 』          16P 「月刊ウィングス」 新書館
                              '85/1  No.19
『 WAR OF THE WORLDS 』  16P 「月刊ウィングス」 新書館
                             '87/8  No.50
『 ターゲット 』             8P 「月刊ウィングス」 新書館
                             '84/5  No.11
『 大いなる回帰 』          32P 「月刊ウィングス」 新書館
                             '86/5  No.35
『 灼ける男 』             16P 「THE SF COMICS,
      S-Fマガジン1月臨時増刊号 早川書房  '87/1月号
『 宇宙からのメッセージ 』      3P 「アニメージュ」付録
                        徳間書店  '87/10月号
『 メビウス生命体 』         25P 「SFアドベンチャー」
                        徳間書店  '89/1月号

無限に広がる宇宙空間。
その星々には幾多の生命の息吹がありドラマがある。



stardust


[ 表紙カバー:加藤直之 ]

作品紹介

[ スターダストメモリーズ Vol.1〜6 ]
  • 恒星間宇宙船ミューズ計画で、宇宙への適性を備えた新人類が銀河へ旅立つ。『 1.詩人の旅 』。   
  • 共時性の惑星で起ったクローン人間の悲劇。その細胞提供者の心の葛藤を描いた 『 2.木霊の惑星 』。   
  • 不思議な球体の衛星を調査中、母船では反乱が起こっていた。『 3.メリー・ステラ号の謎 』。   
  • 権力の座に君臨し続ける為、不死を手に入れようとする老人の末路は。 『 4.射手座のケンタウロス 』。   
  • 見渡す限りの砂漠の惑星で、少女は確かに波の音を聞いた。『 5.鯨座の海 』。   
  • その惑星は生物時計の進みが速かった。遭難した彼女の取った行動は。『 6.セス・アイボリーの21日 』
  • 金の高騰を夢見て宇宙へ旅立った若者は、無事に地球へ還って来られるのか。『 ウラシマ効果 』。   
  • ある日突然地球へやってきたのは”銀河パトロール隊”だった。『 WAR OF THE WORLDS 』。   
  • 宇宙の彼方から巨大いん石が地球を襲う。はたしてこれは神の意志なのか。『 ターゲット 』。   
  • 人類の未来の為にハレー彗星を消滅!?父の意志を引き継いだ若き士官はその時...『 大いなる回帰 』。   
  • 疑心暗鬼にかられながら水星基地へとひた走る男の背に、灼熱の太陽が迫っていた。『 灼ける男 』。   
  • 我々が認識していた宇宙とは実はこうだった?星野流ブラックジョーク。『 宇宙からのメッセージ 』。   
  • ブラックホール観測船ホーキングが拾った物体は恐るべき生物だった。『 メビウス生命体 』

加筆修正

  『 スターダストメモリーズ 』に関してはありません。めずらしいですね。これは「 グリフォン 」が季刊と言う事で 執筆に充分な時間があった為だと思います。また、『 Vol.1 詩人の旅 』は冒頭3Pがカラーでしたが、ここでは 白黒収録されています。残念ですが文庫本ではいたしかた無いと言ったところか。A5版はちゃんとカラー収録 されていますので、お持ちでない方はぜひどうぞ。

 その他の作品では、『 灼ける男 』のP215、下段に三つある内の右端のコマが全て加筆です。初出時は、 ここだけなぜかポッカリとスペースが空いて真っ白でした。もしかして描き忘れだったのかな?まさかね。

 唯一セリフの変更があったのはP125『 Vol.6 セス・アイボリーの21日 』の中ほどのコマで「 おちぼ 」とあるところ。 ここは初出時には「 おち葉 」でした。描かれている画は、どう見ても「 落葉 」なのになぜ「 落穂 」なのか? あってるのにわざわざ変更して間違ってる?う〜ん、分かりませんねぇ。

 あとこれは文庫版全体に言える事ですが、画面の縮小率が違う為か立ち切りページの上下が他の版に比べると 結構カットされています。一番よく見せてくれているのはA5版ですので、気になる方は見比べてみて下さい。 A5版はまだ容易に入手が可能だと思います。
 また、初出誌の「 グリフォン 」はA4版ですので、原稿サイズで読めると言うメリット?があります。

   *『 宇宙からのメッセージ 』『 メビウス生命体 』は初出誌を持っていませんので分かりません。
     もしお持ちの方で、加筆修正などご存知の方がいらっしゃいましたら、どうぞご一報下さい。



※オマケ収録が前回のA5版と全く同じでした。宇宙ものの文庫版と言う事で「環礁にて」とか「砂漠の嵐」 と言った、『クロニクル』の作品リストにも載っていないレアな作品を期待していただけにとても残念。
 これらの作品が単行本に収録されるのはいつの事なんだろう。

etc...

  「凍てつく惑星で、21世紀を幻視する男たち!! 星野之宣SF WORLD!!」
 これオビに書かれたキャッチコピーなんですけど、『 スターダストメモリーズ 』にはそんな惑星出てこないし、 同時収録された他の作品にもそんな惑星は出てきません。(※ちなみにA5版の時と同じキャッチコピーです。)

 これは星野作品に吹雪のシーンが非常に多いことから、それをイメージして付けられたのかも知れませんね。



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