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関東大震災100周年に合わせて流された、NHKの無責任な“朝鮮人殺害”ニュース
8月31日のNHKテレビニュースは、「関東大震災100年 私たちの不安がフェイクを広げる どうすれば」と言うタイトルで、それぞれ次の様に報じていました。
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関東大震災100年 私たちの不安がフェイクを広げる どうすれば
2023年8月31日 18時39分 NHK
「朝鮮人が井戸に毒を入れたらしい」
100年前の関東大震災、根拠のないうわさを信じた民衆や警察によって、多くの朝鮮半島出身の人たちが殺害される事件が起きました。
命に関わる事態を引き起こすおそれもある、災害時のデマやフェイク。
最近の災害でもたびたび広がり、中には災害対応が混乱したケースもあります。
いったいどうすれば?
「知ること」により、そのリスクを減らすことが出来るかもしれません。
関東大震災 うわさが殺害につながった
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関東大震災 東京 有楽町付近の火災
国の中央防災会議の報告書によりますと、100年前、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災では、直後から「富士山が大噴火」といったうわさが広がりました。
「朝鮮人3000人が襲って来る」「朝鮮人が井戸の水に毒を入れた」といった根拠のない情報も流れ、それを信じた民衆や軍、警察によって朝鮮半島出身者が殺害されました。報告書では、殺された人は千人から数千人に及ぶとされています。
(以下略)
(取材 ネットワーク報道部 内山裕幾 林慶太)
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この報道の同日8月31日の読賣新聞は、「関東大震災の朝鮮人虐殺、松野官房長官『事実関係把握する記録見当たらない』」と言う見出しで、次の様に報じていました。
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関東大震災の朝鮮人虐殺、松野官房長官「事実関係把握する記録見当たらない」
2023/08/31 09:05 読売
松野官房長官は30日の記者会見で、関東大震災の発生時にデマによって起きた朝鮮人虐殺について「政府として調査した限り、事実関係を把握することのできる記録が見当たらない」と述べた。その上で、「特定の民族や国籍の人々を排斥する不当な差別的言動、暴力や犯罪は許されない」と語り、政府としてSNSの発信などを通じ、外国人差別解消に向けた啓発活動に取り組んでいると強調した。
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NHKの報道は、「朝鮮人虐殺」を事実として報じていますが、政府は「関東大震災の発生時にデマによって起きた朝鮮人虐殺」を事実と認めてはいないのです。それにもかかわらず、NHKは訂正も反論もしていません。無責任極まりありません。
韓国人が“慰安婦”、“徴用工”でどれだけ多くの嘘を吐いてきたかを考えれば、NHKはいい加減な報道をすべきではありません。
令和5年9月2日 ご意見・ご感想は こちらへ トップへ戻る 目次へ