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日韓と米韓の違い 韓国人の病気回復を妨げる反日日本人

 10月29日の産経新聞は、「ヒラリー議員 韓国は“恩知らず” 民主党も反米気運に反発と言う見出しで、次のように報じていました。
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 「・・・ヒラリー議員は『韓国が今のように目覚ましい経済発展に成功したのは米国の役割が大きかったが、今や、両国関係は“歴史的健忘症”といえるほどの認識不足になっている』としたうえで・・・」
 「最近の韓国は『自主外交』を名分に“米国離れ”の動きを見せる政府をはじめ反米・新北朝鮮的な雰囲気が目立ち、これに対して米国でブッシュ政権や共和党など保守派を中心に韓国への不満や批判が強いことは伝えられていた。しかし、今回のヒラリー発言は民主党にさえ不満が強いことを示したものとして韓国世論にはちょっとしたショックになっている」
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 アメリカがアメリカの言うとおり、韓国人のために韓国を支援したとは言えませんが、アメリカの対韓国政策の中に支援の一面があって、結果的にも韓国の自由と経済発展に寄与した事実は認めなければなりません。一方で韓国の政治的独立、南北の統一を阻害している一面があることも否定できませんが、それもあくまで一面でしかありません。

 しかるに韓国人の目には、自分とって都合のいい一面しか目に入りません。都合の悪い一面には目を塞ぎ口を閉ざします。一つのことを思いこみ始めると他のことは全く目に入らなくなります。超狭視野,視線固定症で、韓国人は「病気」と言っていいと思います。

 この病気の韓国人に対して、アメリカには韓国人の主張に理解をしめす、「反米アメリカ人」はいません。相次ぐアメリカ人の反発というショック療法により、韓国人の病気は少しは快方に向かうでしょう。

 一方で、日本はどうでしょうか。同日の産経新聞は社説でこう主張しています。
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■【主張】追悼施設予算 韓国にほしい外交の常識

 韓国の潘基文外交通商相は町村信孝外相との会談で、小泉純一郎首相の靖国参拝を重ねて批判したうえ、靖国神社とは別の追悼施設建設の関連予算を計上することまで要求した。

 予算は、国の主権にかかわる最も大事な内政事項の一つである。それまでくちばしをはさもうとする韓国の態度は、もはや内政干渉の域を越え、国政への不当介入といえる。逆に、日本が韓国の国家予算に容喙(ようかい)したら、どうなるか。少しは、外交の常識をわきまえてもらいたいものだ。

 町村外相は「国内や与党でも意見が分かれている。そうした状況を踏まえて検討したい」と答えた。本来なら、「受け入れられない」と答えるべきところだが、韓国に配慮し、控えめな表現にとどめたとみられる。

 一方、韓国の要求に合わせたかのように、新たな追悼施設建設を目指す超党派の議員連盟が発足した。二十日に訪韓した山崎拓・自民党元副総裁が鄭東泳統一相に、靖国神社に代わる追悼施設の建設を迫られ、「努力する」と答えたのが発端とされる。

 二十八日の設立発起人会で、会長に山崎氏、副会長に鳩山由紀夫・民主党幹事長と冬柴鉄三・公明党幹事長が就任した。福田康夫・元官房長官、神崎武法・公明党代表らも出席した。韓国にせかされて議連をつくった印象が強く、主体性の欠如を疑われてもやむを得ないだろう。・・・
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 日本政府は露骨な内政干渉に対して、「受け入れられない」とは答えず、反日議員達は韓国政府に迎合して早速議員連盟を立ち上げました。産経新聞の韓国批判さえ及び腰の感は否めません。これは病気の人間に苦い薬(内政干渉に抗議)を与えず、アメ玉(韓国人の主張に理解を示す)を与えているのと同じで、これでは韓国人の病気が治るはずがありません

平成17年10月29日   ご意見・ご感想は   こちらへ    トップへ戻る   目次へ