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目クソ(韓国人)が鼻クソ(中国人)を笑っている

 10月22日の韓国の新聞「朝鮮日報」のホームページ(日本語版)http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/10/22/20061022000005.html は「『パクリ王国』中国、ブランド価値への認識は『幼児並み』」と題して、次のように中国をこき下ろしていました
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 世界の有名ブランドを片っ端からコピーする傾向にある「イミテーション天国」中国に、さらなる汚名が着せられた。 ・・・



▲猛威を振るう偽ブランド、訴訟も相次ぐ
 ・・・また、上海にあるコーヒー会社「星巴克」も、米国の大手コーヒーチェーン、スターバックスの中国名と全く同じであるほか、ロゴまでそっくりにデザインされている。・・・
 こうした中スターバックスは、2003年末に「星巴克」を相手取り商標権侵害訴訟を起こし、最近になって、賠賞金50万人民元(約6000万ウォン=約750万円)を受け取っている。 ・・・

▲ブランド価値に対する認識度は幼児並み
 中国内で「イミテーション」が盛り上がりを見せるのは、中国がいまだにブランドよりも技術力の向上や製品生産にあくせくしている段階にあるからだ、と専門家たちは分析する。 ・・・
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 そして、3ヶ月後の1月13日、同じ「朝鮮日報」のホームページ(日本語版) http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/13/20070113000021.html は、
「商標訴訟:韓国最高裁が示した『パクっていない理由』とは、 スターバックス、商標訴訟で敗訴」と題して、次のように報じていました。
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 世界的なコーヒーチェーン店のスターバックスと韓国企業が争った「商標模倣」論争で、最高裁判所は韓国企業に軍配を上げた。最高裁判所第1部(主審:ヤン・スンテ最高裁判事)は、米シアトルに本社のあるスターバックス社が「広く知られているスターバックスの登録商標を模倣した」として、韓国でコーヒーチェーン店を展開する株式会社エルプレヤを相手取り提訴した商標登録無効請求訴訟の上告審で、スターバックス敗訴という1・2審を確定したことを12日、明らかにした。

 論争の原因は、エルプレヤが2003年8月に登録した「STAR PREYA」という商標<写真参照〉。緑色の地に2つの同心円が描かれ、その間に「STAR PREYA」「COFFEE」の文字と、星が2つ入っている。「BUCKS」という文字の部分以外は、スターバックスの商標と構成が同じだ。エルプレヤの商標のほうは、小さい円の中に髪にウェーブのかかった女神の横顔が描かれているが、スターバックスのほうは人魚になっている。

 スターバックスは2003年12月に特許審判院に「STAR PREYA」商標の登録を無効にするよう請求したが、審判員は「類似商品とは見なせない」とし、これを拒否した。控訴審を担当した特許裁判所も、2005年3月に「双方の商標の“STAR”部分は一般的単語で、識別力はかなり弱く、スターバックスは“人魚”、スタープレヤは“女神”の図柄であるため、類似商標とは見なせない」という判決を出した。

 また、特許裁判所は「エルプレヤが商標登録を行った時点で、スターバックスの店舗はソウルの6カ所しかなく、メディア報道も18回ほどだった」と、韓国で名前が知れ渡っていた状態とは断定できないと判断した。最高裁判所はこうした特許裁判所の判断をそのまま認め、確定した。

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 韓国人に中国を「パクリ王国」とか、中国人を「幼児並み」と批判する資格があるでしょうか。
 スターバックスの例を見れば、中国の「星巴克」の商標と韓国の「エルプレヤ」の商標は五十歩百歩と言うべきですが、どちらかと言えば韓国の方が本物と紛らわしいと思います。

 中国の裁判所は商標権の侵害を認め、賠償金の支払いを命じたのに対して、韓国の最高裁判所は屁理屈をもってパクリを正当化し、商標権の侵害を認めなかったのですから、目クソ(韓国人)は鼻クソ(中国人)以下であると言うべきだと思います。

平成19年1月14日   ご意見・ご感想は   こちらへ    トップへ戻る   目次へ