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韓国は日本に対するストーカー行為をやめよ
10月13日の産経新聞は「当事者能力を欠く韓国外交」という見出しで、次のように報じていました。
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【から(韓)くに便り】ソウル駐在特別記者・黒田勝弘
2013年10月13日 産経新聞 東京朝刊 1面
■当事者能力を欠く韓国外交
先日、久しぶりに中朝国境の白頭山(中国名・長白山)に行ってきた。これで4度目だが中国人観光客であふれていた。朝鮮族自治州なのに“中国化”が進んでいるのだ。人口約220万の自治州で朝鮮族は今や4割足らずという。州都の延吉でも朝鮮語が通じない店が増えていた。
韓国からのツアーなので、観光コースにはこの地ゆかりの愛国者や抗日運動の史跡訪問が入っている。中に日本でも知られる詩人、尹東柱(ユン・ドンジュ)が通った龍井中学校がある。校庭の片隅に詩碑が立っていて、その横にもう1つ「李相●(イ・サンソル)先生記念碑」というのがあった。今回、初めて知った。
李相●(1870〜1917年)とは1907年「ハーグ密使事件」の主人公の一人。日韓保護条約(1905年)による日本支配に抗議し、オランダ・ハーグで開催された第2回万国平和会議に行く途中、ロシア皇帝ニコライ2世に会い協力を要請している。
計画は途中で日本側に知られ、会議での日本糾弾は失敗に終わる。日本側は激怒し、その後、韓国支配を強め3年後には併合にいたる。日本は日露戦争(1904〜05年)に勝ったもののいわばヨレヨレの状態で、ロシアの再起、報復を恐れていたからだ。
ところが韓国側はそのロシアとひそかに通じ、国際舞台で日本非難を画策したのだ。ロシアを頼りに日本への圧力というのは、外交的には考えられることだ。しかし、ロシアの脅威にさらされていた日本にとっては「許しがたい!」となったのである。
中朝国境地帯の龍井で「ハーグ密使事件」の李相(未登録外字)記念碑に出くわし、20世紀初めのこの地域の国際関係を思い出した。ついでに最近の韓国外交の姿が気になった。
韓国が中国や米国、国連など外国や国際舞台でしきりに日本批判をしているからだ。最も新しいところでは、朴槿恵(パク・クネ)大統領が韓国を訪れたヘーゲル米国防長官相手に、日本との領土問題や慰安婦問題に触れ日本非難を展開している。ヘーゲル国防長官も“場違い”の慰安婦問題を訴えられてびっくりしたに違いない。
朴大統領はすでに訪米や訪中でも繰り返し日本批判を語っている。問題を当事者で解決しようとせず、周りに訴え、周りを引き込み、周りの圧力で問題を有利にもっていこうというのは、韓国社会では夫婦ゲンカをはじめよく見られる。労使紛争なども、すぐ街頭デモや座り込みで社会に訴えるというのが日常茶飯事だ。
周りはいささか迷惑だが、そのうち弱者に同情し「要求を聞いてやれ」となる。この国内風景を韓国は今、国際社会で期待しているように見える。
しかし、韓国はまだそんな弱者なのだろうか。「世界の中の韓国」「東アジアでの主導的役割」を主張しているのではなかったか。外国の首脳に日本のことを訴えて回るというのは、自らの当事者能力あるいは外交力不足を暴露するようなものだ。夫婦ゲンカで相手が悪いと、外に向かって言い立てているようで実に見苦しい。韓国では夫婦ゲンカは最後はどうおさまるのか、周りに聞いて回っているところだ。
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韓国人が関係ない第三者に悪口を触れ回るという習性は、日露戦争時にさかのぼるというのはうなずける指摘です。
争っている相手の悪口を周囲の他人に告げて回るというのは、嘘をつく、約束を守らないなどと並べて、他の国民には見られない、韓国人特有の愚劣・卑劣な性根のひとつとして付け加えられるべきだと思います。
もう一つ、夫婦げんかと比較されているところも、興味深い指摘だと思います。
日本と韓国は、(例えとして適当かは別にして)夫婦にたとえれば遙か昔(68年前)にすでに“離縁”しています。両国の併合はすでに終了しています。両者は財産分与も終わり、正式に“離縁”が成立し今は全くの他人です。
それにもかかわらず、韓国は未だにことあるごとに“過去”を持ちだしては、“夫婦げんか”のごとき言い争いを挑むことをやめません。日本にとってはすでに赤の他人である彼等と関わり合いを持つのは大変迷惑です。
“離縁”後も何かと難癖を付けて付きまとい、周囲に悪口を触れ回るのはストーカーと同じです。彼等はなぜストーカー行為をやめないのでしょうか。韓国はことあるごとに日本との“隣人関係”を強調しているところから、日本に未練があるのかもしれませんが、こちらとしては迷惑以外の何ものでもありません。
平成25年10月14日 ご意見ご感想は こちらへ トップへ戻る 目次へ