Ｄ１３８
「証言」の要件を満たさない“慰安婦証言”

　３月１日の産経新聞の記事と、３月２日の産経新聞社説は次のように報じていました。
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韓国大統領、河野談話検証を牽制　「３・１独立運動」式典…慰安婦漫画“凱旋”展示も
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140301/kor14030111430002-n1.htm
2014.3.1 21:04 ［「慰安婦」問題］

「３・１独立運動」の記念式典で、万歳三唱する韓国の朴槿恵大統領＝１日、ソウル（共同）

　【ソウル＝加藤達也】韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は１日、朝鮮半島を日本が統治していた１９１９年に起きた「３・１独立運動」を記念する式典の演説で、慰安婦問題について「悲痛の中で生きてきた慰安婦の傷は当然、癒やされなければならない」と述べ、日本政府に慰安婦問題の解決を迫った。

　朴氏は、昨年の同じ式典では慰安婦や竹島問題に触れていなかった。対日批判は就任後１年間で強硬になっており、今回の演説では初めて慰安婦問題に具体的に触れた。

　朴氏は「歴史の真実は生きている方々の証言だ。政治的利害から認めないなら（日本は）孤立を招く」と主張した。平成５年の河野洋平官房長官談話の作成過程の検証を決めた日本政府の動きを牽制（けんせい）した。・・・（以下略）
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【主張】
「河野談話」検証　徹底解明し早急に見直せ
2014.3.2 03:17 （1/2ページ）［「慰安婦」問題］
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140302/plc14030203170003-n1.htm

　慰安婦募集の強制性を認めた平成５年の「河野洋平官房長官談話」の作成経緯を政府がようやく検証することになった。菅義偉官房長官が衆院予算委で検証チーム設置の方針を表明した。

　談話は事実より謝罪を優先した作文で、日本の名誉が著しく傷つけられている。河野氏の聴取をはじめ、調査を徹底して行い、「虚構の談話」の見直しを急いでもらいたい。

　先月２０日の衆院予算委で、談話作成の事務方トップだった当時の官房副長官、石原信雄氏が国会で初めて証言し、ずさんな作成経緯が改めて明らかになった。

　同氏は、強制性を認める唯一のよりどころとしていた元慰安婦１６人の聞き取り調査は、裏付けを取っていなかったことを認めた。また談話作成で、韓国側とのすり合わせが「当然行われたと推定される」と証言した。談話は、政治決着を急いだ「日韓合作」であることが明確になっている。・・・（以下略）
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　韓国の朴大統領は、“慰安婦”の“証言”と言っていますが、「証言」とは、法廷とか議会で、偽証したら処罰されることを告げられ、しかるべき宣誓をして、反対尋問にさらされるという環境の下でなされる「発言」です。

　しかるに産経新聞の指摘にもあるとおり、“慰安婦”達の発言は、きわめてずさんな“聞き取り調査”の中でのものです。もちろん、偽証に対する処罰も、宣誓も、反対尋問もありません。このような環境での“発言”は“証言”とは言えません。

　韓国の裁判では、被害者の一方的な主張だけで、何の裏付けがなくても有罪になるのでしょうか。韓国人には嘘つきが一人もいないことと、韓国人の記憶力が完璧であることが証明されない限り、“慰安婦”の“発言”だけで日本軍関与、強制を事実と認めることは出来ません。はたして、その証明は可能でしょうか。

　ホームページの中の「D118　わが隣人（韓国人）は大嘘つき」でも書きましたが、韓国は自ら認めているとおりの嘘つき大国です。韓国の法廷は偽証のオンパレードです。このような事情を朴大統領が知らないはずがありません。盗人猛々しいとはこのことです。

平成２６年３月２５日　　　ご意見ご感想は　こちらへ　　　トップへ戻る　　　　目次へ