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“日帝の残滓”である“通名”にしがみついて離れない在日韓国人


 8月9日の韓国の新聞「朝鮮日報」(日本語版)は、「朝日新聞の孤立」と言うコラムで次のように論じていました。
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記事入力 : 2014/08/09 11:58
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/08/09/2014080900729.html

【コラム】朝日新聞の孤立

 1987年5月3日、朝日新聞阪神支局の記者2人が、編集室に押し入ってきた暴漢に銃撃された。脇腹を撃たれた29歳の記者は翌日、絶命した。犯人は3日後、右翼組織「赤報隊」を名乗り、日本の通信社2社に「全ての朝日社員に死刑を言い渡す」「われわれは最後の一人が死ぬまで処刑活動を続ける」という声明文を送った。犯人は今も捕まっていない。

 2001年8月15日、朝日新聞は終戦の日に「歴史に対する責任」という社説を掲載した。「すべて天皇の名において『皇軍』への命令が下されたことを考えても、やはり天皇の戦争責任は免れない、というほかあるまい」とし、「国家の最高位にあった人物が責任を負わないで、どうして普通の臣民が自らを省みるか」というジョン・ダワー氏の言葉を引用している。天皇の戦争責任論は当時も今も日本社会でタブーになっている。

 2005年3月27日、朝日新聞論説主幹だった若宮啓文氏は「風向計」というコラムで「いっそのこと島を譲ってしまい、『友情島』にしてもらう」という「夢想」を書いた。遠回しな表現だったが、独島(日本名:竹島)放棄を主張したのだ。それでも右翼の行動隊が朝日新聞社前に集結し「国賊、売国奴、切腹しろ」と脅した。若宮氏は日本の右翼の敵になった。朝日新聞はその若宮氏を6年後、新
聞編集の最高位である主筆に任命した。

 日本語を学ぶ韓国人学生にとって、朝日新聞は貴重な教材だ。誤字が少なく、文法が正確だという理由だけではない。朝日新聞からは民族主義という名の嫌なにおいが漂ってこない。その良い例が在日韓国人犯罪を扱った記事だ。他紙とは違い、朝日新聞は容疑者の韓国名を書かない。代わりに在日韓国人が日本で使用している日本名「通名」を記載する。言葉一つとっても在日韓国人に対する偏見を助長したくないということだ。

 朝日新聞の発行部数は朝・夕刊合わせて1日1027万部に達する。1320万部を発行する読売新聞と共に、日本の知識人の「議論の場」を二分する。朝日と読売はよく進歩と保守に色分けされるが、朝日にはそうした基準だけでは分類できない独自の価値がある。新聞販売に不利なことを知りながら民族主義を排撃して国際主義を尊重し、読者の心中が穏やかでなくなると知りながら過去の反省を求めタブーを破壊するのだ。それでも朝日新聞は日本の100年にわたるマスコミの歴史で「二大紙」の地位から転落したことがない。日本の知識社会が深く、裾野が広いことを証明している。

 今年8月5日と6日の朝日新聞に掲載された特集記事が、日本の社会を再び議論の渦に引き込んでいる。二日間にわたり5ページを割いた「慰安婦問題の本質 直視を」という記事だ。朝日はいくつかの誤報を公にして訂正した上で「慰安婦の強制動員はなかった」という日本社会で主流を成す主張を再度批判した。だが、日本社会では「朝日が間違いを認めた」と攻撃が相次いでおり、日本政府までこれに加勢している。

 旧日本軍の従軍慰安婦をめぐる朝日新聞の闘いは20年以上になる。加害者の国の新聞が常に被害者側に立って闘ってきたのだから、孤立し疲れが見えてきた。これを知恵を持って助ける方法が韓国政府にはあるはずだ。

鮮于鉦(ソンウ・ジョン)国際部長
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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 記事は朝日新聞が在日韓国人犯罪者の名前を、韓国人であることがわかる本名ではなく、“通名”と言う、日本式の偽名を使って報道して、犯罪者が韓国人であることを隠して虚偽の報道をしていることを、「朝日新聞からは民族主義という名の嫌なにおいが漂ってこない」と、高く評価していますが、これは、朝日新聞が日本人の民族主義を抑制しているという意味なのか、在日コリアンの民族主義を抑制しているという意味なのか若干不明確です。

 後者だとすれば韓国人が本名を名乗るのは忌むべき民族主義と言うことになりますが、韓国国内では、過激な民族主義が横行しています。「朝鮮日報」を含めたマスコミはその先頭に立って過激で見当違いの記事を書いています。このことから考えると朝鮮日報は韓国人の民族主義に反対しているのではなく、「朝日新聞は日本人の民族主義を抑制していて好ましい」と言って評価していると判断されます。

 ではどうして“通名”報道が韓国にとって好ましいのでしょうか
 韓国人の犯罪記事が連日紙面に登場すれば、日本人の対韓感情は悪化します。それは当然のことだと思いますが、これは忌むべき民族主義なのでしょうか。韓国の新聞は朝鮮日報を含めて在韓外国人の犯罪を報じる時は、外国人であること隠し、国籍を隠して“韓国人の民族主義と言う“嫌なにおいを消臭”して報じているのでしょうか。
 そんなことはしていないはずです。それにもかかわらずなぜ韓国人の犯罪報道に限って、韓国人であることを隠して報道することを求めるのでしょうか。

 在日コリアンは今でも「在日本大韓民国民団」、「在日本朝鮮人総連合」を組織して、
コリアンであることに誇りを持ち、アイデンティティーを失わないように努力して、時々思い出したようにその為のパフォーマンスを演じています。その彼らを本名で報じることを、なぜ「嫌なにおいが漂う」と言って忌避しようとするのでしょうか。

 可能性が高いとは思いませんが、もしも
在日コリアンの中からノーベル平和賞を受賞する人物が現れた時、彼が日常“通名”と言う偽名を使って、日本人のふりをして生活していた人物であった時に、朝日新聞は彼の本名を明らかにすることなく、“通名”でのみ報じるでしょうか。また、朝鮮日報はそれを望むでしょうか。
 そんなことは絶対ないでしょう。
韓国人であることを大々的に報じて、韓国では英雄扱いにされるでしょう。
 プロスポーツの選手でも“通名”で登録していながら、いざ有名人になるや、実は韓国人であることを明かす輩が後を絶ちません。

 
犯罪者の時だけ韓国人であることを隠してくれとは、その身勝手さにあきれてものが言えません。だから韓国人は嫌われるのです。これは断じて偏見ではありません。
 こういう虚報が繰り返されていれば、やがて「在日韓国人には犯罪者は一人もいない、いい人ばかりだという」大嘘が朝日新聞紙上にまかり通ることになります。これを
嘘つき新聞と言わずしてなんと言ったら良いのでしょうか。

 朝鮮日報を始め、韓国の新聞は何事でも日本の統治時代の名残が残っているのを見つけると、
日帝の残滓と言って、目の敵のようにして排除しています。在日コリアンの“通名”は典型的な“残滓”です。残滓を未だに廃棄しようとしないどころか、彼らは、公文書などに“通名”のみを記入して済まし、本名を明かさないことまで要求して“残滓”にしがみついています。
 言っていることと実際にしていることが天と地ほども異なり、全く信用ができません。これも
韓国人が忌み嫌われる大きな理由の一つです。これも断じて偏見ではありません。

平成26年8月17日   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ