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韓国人の“通名”使用は、実質的な二重国籍 −重光武雄(韓国名・辛格浩=シン・ギョクホ)−


 9月19日の産経新聞は、「韓国ロッテ会長聴取 横領・背任容疑であす出頭」と言う見出しで、次のように報じていました。
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【朝刊 国際】
韓国ロッテ会長聴取 横領・背任容疑であす出頭

 【ソウル=藤本欣也】韓国ロッテグループの裏金疑惑などを捜査しているソウル中央地検は18日、創業者の
重光武雄(韓国名・辛格浩=シン・ギョクホ)氏(93)の次男でグループ会長の昭夫(同・辛東彬=ドンビン)氏(61)に対し、20日に出頭するよう要請したことを明らかにした。総額約2千億ウォン(約181億円)に及ぶ横領、背任容疑などで取り調べる。聯合ニュースが報じた。
 武雄氏や長男の
宏之(同・辛東主=ドンジュ)氏(62)もすでに取り調べを受けており、今年6月に始まったロッテをめぐる大規模な捜査は最終局面を迎える。昭夫氏には、組織的な裏金作りに関与していた疑いのほか、M&A(企業の合併・買収)の過程で生じた損失を系列会社に押しつけた背任容疑などが浮上している。

 韓国ロッテグループ側は「捜査に誠実に臨み、事実関係を詳細に説明する」との立場を示している。
平成28年 (2016) 9月19日[月] 友引 ■産経新聞■
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 重光武雄(韓国名・辛格浩=シン・ギョクホ)氏(93)、昭夫(同・辛東彬=ドンビン)氏(61)、宏之(同・辛東主=ドンジュ)氏(62)と、同一人物に対して、
韓国人風の名前と日本人風の名前の二つが書かれていますが、どちらが本名なのでしょうか。名前を二つ持っているのはなぜなのでしょうか。日本人風の名前はいわゆる“通名”でしょうか。彼等は日本人なのか韓国人なのかどちらなのでしょうか。

 一人の人物が二つの名前を使っていると、周囲の人が
一人の人間を別人と誤認して、彼等に不測の損害を与える恐れがあります。その二つの名前が日本人風と韓国人風であれば国籍を誤認することはもちろんです。
 昨今蓮舫
二重国籍が問題視されていますが、ロッテの彼等の国籍が二重であろうとなかろうと、現に日本人風と韓国人風の二つの氏名を使い分け、国籍を明確にしないのは、実質的な意味での二重国籍であり、周囲の人に大変迷惑です。

 少なくとも新聞は本名以外の名を書くべきではないし、本名以外を併記する必要がある時は、
どちらが本名か、国籍はどちらかを明確にすべきだと思います。
 それをしない報道は報道の役割を果たしていないどころか、
“国籍偽装”に加担しているとさえ言えると思います。

平成28年9月19日   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ


平成28年9月20日追記

 9月20日の読売新聞は、ロッテ事件について次のように報じていました。産経新聞の記事とは氏名表記が全く異なり、長女の辛英子以外は日本人風の氏名しか書いてありません(反対に長女については韓国風の氏名のみです)。彼らは(長女を除いて)全員日本人(日本国籍)なのでしょうか。韓国人風の氏名の方が“通名”なのでしょうか。
 もしそうであるとすれば、韓国の捜査権は日本国内の日本人には及びませんので、司法手続きをすることなく当然のように出頭を求めるのは問題があるのではないでしょうか。新聞は
読者に真実をわかりやすく書くべきだと思います。
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ソウル中央地検 韓国ロッテ会長 聴取…創業家次男 重光昭夫氏 横領・背任容疑
2016年9月20日15時0分 読売


 
【ソウル=宮崎健雄】韓国ロッテグループの裏金疑惑などを捜査中のソウル中央地検は20日、グループ創業者、重光武雄氏の次男でロッテホールディングス(HD、東京)副会長の昭夫氏(61)を事情聴取した。昭夫氏は韓国ロッテグループ会長も兼任し、日韓両事業のトップを務めている。創業者一家を巡っては武雄氏ら3人が既に事情聴取を受け、このうち長女が起訴されており、6月に始まった捜査は最終局面を迎えた。

(中略)

 ロッテを巡っては、日本事業を担当してきた兄の
宏之氏が昨年1月、ロッテHD副会長を解任された。兄弟が経営権を争う中、武雄氏も昨年7月、代表権のない名誉会長に退き、現在は昭夫氏が日韓双方の事業を統括している。

 同地検は武雄氏や宏之氏も別の背任や脱税容疑などで事情聴取したほか、武雄氏の長女の
辛英子被告を背任罪などで起訴している。
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