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広島平和公園で、韓国人の慰霊碑を日本人と別にすることは“差別”ではないのか −韓国人が日本人に蛇蝎のごとく嫌われる理由−
4月7日のNHKニュースは、「韓国人慰霊碑脇の木が引き裂かれる 広島 平和公園」と言うタイトルで、次のように報じていました。
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韓国人慰霊碑脇の木が引き裂かれる 広島 平和公園
4月7日 13時00分 NHK
5日、広島市の平和公園にある、原爆で犠牲になった韓国人の慰霊碑の近くに植えられたムクゲの木の幹が引き裂かれているのが見つかり、警察が器物損壊の疑いで調べています。
5日の午後、広島市の平和公園の「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」の近くに植えられたムクゲの木3本の幹が引き裂かれているのを公園の警備員が見つけました。
広島市や、在日韓国人でつくる民団=在日本大韓民国民団広島県地方本部によりますと、このムクゲは、平成25年ごろ、被爆2世で当時の広島駐在の韓国総領事が平和への願いを込めて植樹したものだということです。
ムクゲは韓国の国花で、3本の木は高さが1メートルから1メートル70センチあり、いずれも枝分かれする部分から縦に引き裂かれていたということです。ムクゲを管理する民団広島県地方本部は、市から連絡を受けて被害届けを出したということで、警察が器物損壊の疑いで調べています。
市によりますと、この場所では3年前の平成26年にも、木の苗が引き抜かれる被害があったということです。
民団広島県地方本部のイ・ヨンジュン(李英俊)団長は「韓国だけでなく、すべての原爆犠牲者に対する侮辱、冒とくであり大変残念だ。このようなことが二度と起きてはならない」とコメントしています。
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NHKは、韓国人の「侮辱」とか「冒涜」と言うコメントをそのまま報じていますが、犯人像も動機も不明の中で報じるのは軽率ではないでしょうか。
2年前に日本の各地で起きた“寺社の油かけ事件”の時は、NHK他の日本のマスコミは、事実のみを淡々と報じていて、動機や犯人像に関わることは何も報じていませんでした。それどころか、犯人が特定され、それが日本国籍を取得した元韓国人と分かるや、その事実を報じないだけでなく、以後全くこの事件について何も報じず、報道が途絶えてしまいました。
韓国人が加害者の時と被害者の時の、二つの事件の極端な取り扱いの相違はダブル・スタンダードであり、公平(不偏不党)ではありません。
また一方で、今回の事件を聞いて、韓国人はなぜ日本人とは別に韓国人の慰霊碑を作ったのだろうかと言う疑問がわいてきます。慰霊碑は国籍ごとに作るものなのでしょうか。
そうであれば、今までも、ダムやトンネルなどの大規模土木工事や、台風、地震などの犠牲者慰霊のために、日本人が慰霊碑を作る時には、在日韓国人の分は日本人とは別に作っていたのでしょうか。今後も別に作ることになるのでしょうか。
今まで韓国人はそういう主張をしていたと言う話は、寡聞にして聞いたことがありません。
韓国人がそうしたいのであれば、日本人としてもそうした方が清々として良いのですが、もし、日本人が韓国人は別にしてくれと言ったら、韓国人達は「差別だ」と言って反対するのではないでしょうか。
韓国人が原爆慰霊碑は別に作って、土木工事の事故や地震や台風被害の慰霊碑は別にしないというのであれば、それはなぜだろうかと考えざるを得ません。説得力のある理由は考えにくいと思います。
かつて毎年8月15日に日本武道館で行われる全国戦没者追悼式に、在日韓国人遺族は招かれていませんでしたが、在日韓国人がそれを差別と非難し参加を求めたため、主催する政府が次年度から招待しましたが、彼等は出席しませんでした。今では同時期に韓国人が主催する光復節の方に出席しているようです。
いずれにしても、自分の都合により、ある時は日本人と区別することを差別として反対し、ある時は日本人とは別の行動を取るというのは、嫌悪すべきダブル・スタンダードと言うべきです。在日コリアンが犯罪者の時は本名を隠して通名(日本式の偽名)のみを名乗り、功名の時は通名ではなく本名を名乗ると言うのと同じです。
これが韓国人が日本人に蛇蝎のごとく嫌われる最大の理由であると思います。
平成29年4月11日 ご意見・ご感想は こちらへ トップへ戻る 目次へ