D43
想像を絶する韓国人の妄想

 11月16日の産経新聞の「正論」欄で、東京大学の藤岡信勝教授が、「旧石器発掘捏造事件」について、韓国のマスコミが日本の歴史教育に結びつけて、荒唐無稽な報道をしていることを次のように論じていました。

 「例えば、朝鮮日報は、『捏造劇と新しい歴史を作る運動の背景には、自らの歴史を可能な限り美しく飾りたいという日本人の本能がある』と書いた。中央日報も、『日本の歴史を70万年前に引き上げ、“エジプト古代文明とつり合う古代文明”が存在したと信じたい極右派の“盲目的な知性”がこうした詐欺劇を生み出している』と述べた。荒唐無稽な、的外れの論評である」
 「韓国の中央日報は、『彼らは最近“捏造遺物”が現れる度に“日本文明の独自性と優秀性が立証された”と歓呼していたのが事実である』と書いたが、これはまさに事実無根の妄想に過ぎない。自国の文化の起源が古ければ古いほどうれしいなどと言う幼稚なナショナリズムは、むしろ論評している側の精神構造の自己投影であって・・・」


 韓国人のこのような論評は、誤解とか曲解などという生やさしいものではなく、日本人としては思わず絶句してしまうような荒唐無稽さです。

 このような韓国紙の記事は、日本に駐在している記者が書いたものと思いますが、個人的な功名心から起きた捏造事件を、日本人の本能とか、極右派に結びつけて報じる記事こそ「捏造」と呼ぶにふさわしいと思います。彼らは日本にいて日本社会の何を見ているのでしょうか。

 われわれは韓国人の日本批判とは、このように妄想をたくましくする人達(新聞記者や学者)によってなされていることに留意すべきだと思います。

平成12年11月16日   ご意見・ご感想は   こちらへ     トップへ戻る      目次へ