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韓国はなぜ過激な反応を示すのか

 文科省が韓国・中国の教科書再修正要求を拒否して以来、韓国が日本の「大衆文化開放」を中止したり、自衛艦の寄港を拒否したり、自治体の交流を取りやめたりとさまざまな過激な反応を示しています。

 日本の教科書は日本人の子供達が使うもので、韓国人の子供に読ませるわけでもないのに、なぜ、このように過激な反応を示すのでしょうか。
 姜尚中東大教授は「・・・扶桑社版教科書の登場や今回の検討結果のような流れは、誤解をおそれずに言えば、日本の国益にならないと言っています(7月9日朝日新聞)が、教授の言うとおり、日本の教科書は日本の国益の問題であると認識しているのなら、なぜ、韓国人がここまで必死に抵抗するのでしょうか。

 言論(教科書の記述内容)に対して「批判」以上の「執拗な抗議」や、「嫌がらせ」、「政治的圧力」等の行為をするのは、他意があるからと考えざるを得ません。韓国人はウソがばれるのを恐れているのだと思います。自国の実態が報じられると、「でっち上げだ」と言って強硬に抗議する北朝鮮と同じです。

 韓国人は日本を「極悪非道」にしないと、子供達に韓国がなぜ日本の植民地になったか説明ができないのだと思います。無為無能であった当時の韓国人が、徹底抗戦することなく日本の植民地になり、以後36年間完璧に支配され同化が進んだことを認めたくないのです。日本を「極悪非道」にしないと国が持たないのです。
 ところが、「つくる会の教科書」は、日本が極悪非道であったとの歴史観(自虐史観)を明確に否定するものです。だから韓国人は必死になってこの教科書を葬り去ろうとしているのです。

 産経新聞の黒田勝弘記者は、韓国の教科書を貫いている歴史観は、韓国人は日本に対して良く抵抗した、良く戦ったという、「良くやった史観」であると言っていますが、「つくる会の教科書」の登場により、韓国人の「良くやった史観」が虚構であり、韓国の近現代史には誇るべきものは何もなかったと言うことが、ばれてしまうことを恐れているのだと思います。

平成13年7月14日   ご意見・ご感想は   こちらへ     トップへ戻る      目次へ