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韓国人の歴史認識
8月15日の産経新聞朝刊に、崔相龍駐日韓国大使が小泉首相が靖国神社に参拝したことに抗議したことが、次のように報じられていました。
「崔大使は『・・・戦争犯罪者を祀る靖国神社を参拝したことに大変失望している。両国関係に及ぼす影響を憂慮せざるを得ない』と強調した」
その1日前の8月14日の読売新聞夕刊は、「首相靖国参拝に米ノーコメント」と言う見出しで次のように報じていました。
「米国務省のリーカー副報道官は12日の記者会見で、小泉首相の靖国神杜参拝について日本人記者が繰り返しコメントを求めたのに対し、『コメントすることはない。過去にコメントしたこともないと思う』と述べ、一切の論評を避けた」
崔大使は「戦争犯罪者云々」と言っていますが、言うまでもなく韓国は第二次世界大戦の交戦当事国ではありません。日本と韓国の間に日韓戦争があったわけではありません。 一方、アメリカは日本にとって最大の交戦当事国です。そのアメリカが今回の小泉首相の靖国神社参拝に対して、批判はおろか何もコメントしていないのに、何で韓国が「戦犯云々」と言って強硬な抗議を繰り返すのでしょうか。
韓国が日本の植民地になったのは、日露戦争の結果です。靖国神社には日露戦争で戦死した将兵も当然祀られています。日露戦争だけではありません。日韓併合時に日本軍に抵抗した韓国軍民を鎮圧する際に戦死した日本兵も、万歳事件の鎮圧で戦死した日本兵も靖国神社に祀られています。もし、韓国人が問題にするのであれば、第二次世界大戦よりもこちらの方ではないのでしょうか。
韓国人は自分の立場がわかっていないのではないでしょうか。韓国人の過激な抗議行動は、所詮、日本の反日新聞の注文通りに、踊りを踊っているに過ぎないのではないでしょうか。
平成13年8月15日 ご意見・ご感想は こちらへ トップへ戻る 目次へ