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自分の立場が分かっていない在日韓国人

 12月5日の読売新聞の、日韓ワールドカップを報じる記事の中で、韓国民団中央本部団長の金宰淑さんは「合同応援 新たな関係へ」と題して、次のように言っていました。

 「韓国民団は、在日韓国人が日韓両国の架け橋の役割を果たすため、99年5月に『W杯在日韓国人後援会』を結成した」
 「大会では、フランス大会に引きつづき、在日韓国人体育会の呼びかけで、日本人と在日韓国人の合同応援団を組織し、日韓両チームにエールを送る


 金さんは在日韓国人が日韓両国の架け橋になると言っていますが、在日韓国人にそのようなことが可能でしょうか。「架け橋」というのは、双方の信頼が厚くてはじめて可能になるものだと思います。しかるに、在日韓国人は日本では信頼されているどころか、嫌悪の対象として日本人の社会から締め出されている存在でしかありません。また、本国の韓国に於いても不信の目で見られている存在です。こういう人達が両国の「架け橋」になることは考えられないことだと思います。

 また、日韓合同応援団を作って両チームを応援するとのことですが、在日韓国人が日本チームを応援するからと言って、何で日本人が韓国チームを応援するのでしょうか。そんなことをすれば、韓国と対戦する他の国の人達が、日本人を非友好的と誤解する恐れがあります。例えば、韓国とアメリカ、韓国とブラジルの試合で何で日本人が韓国を応援するのでしょうか。韓国は日本人にとって不愉快なことばかりの最低の国です。他の国の誤解を招いてまで、韓国チームを応援する理由がありません。こういうことを考える在日韓国人は、自分の立場が分かっていないと思います。

平成13年12月7日   ご意見・ご感想は   こちらへ     トップへ戻る      目次へ