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ワールドカップの開会式が東京だったら
今回の開会式では日本から小泉首相が出席して挨拶し、金大中大統領が、開会宣言をしたそうですが、もし、これが反対だったら韓国人はなんと言うでしょうか。東京で行われる開会式に韓国の大統領が出席して挨拶し、そのあとに天皇陛下が開会宣言をすると言ったら喜んでくるでしょうか。
韓国の組織委員会の鄭夢準会長は天皇陛下の開会式出席にこだわっていましたが、天皇陛下の挨拶のあとに金大統領の開会宣言をしたかったのだと思います。
5月31日の産経新聞の「日韓新考」には次のように書かれていました。
「開幕イベントの表題は『フロム・ザ・イースト(東方から)』で、主テーマは『コミュニケーション(通話、対話?)』だという。イベント計画が発表された際、外国人記者からは『まず、コミュニケーションすべき共同開催相手の日本がさっぱり登場しないが』と言った皮肉な質問が出ていたが・・・」
6月1日の読売新聞には次のように書かれていました。
「開会式では韓国の伝統芸能やITを駆使したパフォーマンスが披露され、『韓国のコマーシャル』(式典演出者)が40分続いた。共催国の日本が目立ったのは小泉首相の挨拶だけだった」
一方で、韓国人は日韓共催を口実に日本に押しかけ、様々なイベントで韓国の存在をアピールしていますが、要するに彼らは自己主張するだけです。「共に」とか「相互に」とか言う発想は元々ないのです。新聞は日韓新時代とか言っていますが、韓国人は少しも変わっていません。
韓国人は今回の共催「成功」に味をしめ、今後も様々な「共催」を持ちかけてくるかもしれませんが、日本人としては「真っ平ご免蒙りたい」と思います。
平成14年6月1日 ご意見・ご感想は こちらへ トップへ戻る 目次へ