D80
厚かましい韓国

 J・Ships(Jウイング1月号別冊)と言う雑誌に、10月14日に東京湾で開催された海上自衛隊50周年の国際観艦式に参加した、韓国海軍の艦艇に関して次ぎのような記事がありました。

 
「東京晴海に入港する韓国海軍補給艦チョンジ。このほか駆逐艦クワンゲトデワン、フリゲイト・チェジュと計3隻を参加させた韓国海軍は外国からの参加では唯一、東京に入港した。これは日韓の歴史の中で急速に高まった信頼関係の証か」
 「韓国海軍は参加国中唯一、東京晴海港に入港したが・・・国際観艦式当日の登舷礼はVLS甲板や、旗甲板、格納庫の上まで乗員が整列し見事であった」


 他の参加国10カ国の艦艇が横須賀周辺の自衛隊基地などに入港している中で、なぜ韓国海軍だけ東京の晴海に入港したのか、その理由ははっきり書いてありませんが、「日本と韓国の信頼関係云々」という記事から見ると、単なる偶然の出来事ではないと思われます。韓国側の意図を感じます。
 この記事を見て、以前このホームページの掲示板で、どなたか(栗さんだったでしょうか)が、朝鮮通信使の件で、日本側も朝鮮通信使の返礼使を送ったが、朝鮮側は日本側の使節団を首都で迎えようとはしなかったという記事を思い出しました。今回、韓国がしたことはちょうどその逆です。

 韓国の艦艇だけがなぜ東京の晴海埠頭に接岸したのでしょうか。日本と韓国は同盟国ではありません。日本の海上自衛隊と韓国海軍が特別に深い関係がある訳でもなければ、両者の間に特別に深い交流や友情があるわけでもありません。
 韓国は日頃日本の自衛隊の一挙手一投足に警戒感を示し、反日日本人と声を合わせて自衛隊の活動にケチをつけている国です。また、昨年は日本の歴史教科書に抗議して自衛艦の韓国訪問を一方的に中止しています。そういう国の海軍が、晴れがましい式典の時だけ、日本の他の友好国を後目に、特別扱いのごとく振る舞うのは厚かましいことこの上ないと思います。

平成14年11月24日     ご意見・ご感想は こちらへ     トップへ戻る     目次へ