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古代史と現代政治が一体となっている前近代国家、韓国

 12月29日の産経新聞は、「『高句麗論争』激化」と言う見出しで、次のように報じていました。

 
「古代・高句麗の歴史は韓国のものか中国のものか−をめぐる韓国と中国の“歴史戦争”が本格化してきた。『高句麗は中国史の一部』とする中国に対し韓国では学会や政界、マスコミなどが『歴史侵略』、『歴史帝国主義』と猛反発しており、韓国政府も高建首相が最近、政府研究機関が加わった『高句麗史研究センター』の設置計画を明らかにし対応に乗り出した」

 2000年前の歴史の問題で、現代の政治家、マスコミ、歴史学者が一斉に抗議行動を起こし、対抗措置を論じるとは正気の沙汰ではありません。古代史をめぐる学術論争と現代政治の区別がつけられない韓国人は異常と言う他はありません。
 しかし、この韓国人の常軌を逸した行動は今に始まったことではありません。平成13年、韓国政府は日本の扶桑社の歴史教科書の記述に抗議して、35項目に及ぶ修正要求を突きつけましたが、その中には「任那の日本府」に関するものも含まれていました。

 今回の騒ぎは中国・韓国間の問題であるため、我々は日本の歴史教科書問題の時よりも、客観的に見ることができますが、韓国人の異常さは際立っていると思います。
 我々はこれを機会に韓国人に対する認識を改め、今後日韓で同様の摩擦が起きたときに、韓国人の立場になって考えようなどと決してしないよう、また、政府間で歴史問題を協議するなどという愚を二度と繰り返さないよう決意を新たにすべきだと思います。

平成16年1月12日   ご意見・ご感想は   こちらへ     トップへ戻る   
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