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韓国人が日本のアニメを改竄する理由

 5月28日の韓国の「中央日報」のホームページ(日本語版)は、「日本アニメ『ヒカルの碁』が韓国に」という見出しで、次のように報じていました。
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日本で販売部数1400万部という大旋風を巻き起こした人気漫画『ゴースト囲碁王』(原題:ヒカルの碁)が、韓国のテレビに登場する。
KBS(韓国放送公社)2テレビは6月1日から毎週火曜日午後6時、同アニメの放映を決定した。 同アニメは韓国の事情に合わせ、日本色の強いシーンなどが修正される。また主人公も、ヒカルはシン・ジェハに、サイはチャランという名に変えて放映される。・・・
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 日本のアニメが「韓国の事情」にあわせて、韓国風に改竄されるとのことですが、「韓国の事情」とは一体何でしょうか。韓国にはどのような「事情」があるのでしょうか。韓国ではディズニーのアニメ映画も、登場人物の名前を付け替えるなどして、コリアン風に手直しをして上映しているのでしょうか。外国の娯楽作品は自国風に改竄しないと韓国人は楽しくないのでしょうか。もし、そうであるとすればきわめて異常なことであり、異文化に対して狭量な「半島根性」の表れであるとの誹りは免れないと思います。日頃、日本人を「島国根性」と批判し、日本人に対して国際化の必要を説いている国民のすることではありません。

 しかし、ディズニーのアニメを改竄しているという話は聞いたことがないので、改竄の対象は日本の作品に限られているのだと思います。一体、なぜ日本の娯楽作品だけ韓国風に改竄するのでしょうか。彼らの目的はこのアニメが日本製であることを隠し、韓国製のごとく偽装することだと思います。そうしないと彼らの大事な「自尊心」が傷つくからだと思います。

 自国に誇りを持ったり、日本に対抗意識を持つのは韓国人の勝手ですが、日本のアニメを韓国製であるかのように偽装しないと保てない「自尊心」とか、「対抗意識」とは、「劣等感」と「自信のなさ」の現れに他ならないと思います。
 日本が嫌いならば、日本のアニメを見るべきではありません。嫌いな国のアニメを自国の作品であるかのように偽装・改竄してまで見ている自分たちを惨めだとは思わないのでしょうか。こういう偽装を国民ぐるみで続けているのが「韓国の事情」の正体です。

平成16年6月2日   ご意見・ご感想は   こちらへ     トップへ戻る   目次へ