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「滑走路で衝突」の回避は、空港の滑走路と連絡通路との接点(交差点・T字路)に「赤・青の信号機」と「踏切(遮断機)」を設けて、管制官の操作により開閉すれば良い

 1月6日の朝日新聞(デジタル版)は、「滑走路で衝突の恐れ、10年間で23件 全国で『重大インシデント』」と言う見出しで、次の様に報じていました。
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滑走路で衝突の恐れ、10年間で23件 全国で「重大インシデント」
朝日新聞社 によるストーリー 2024.01.06 
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大破した海保機の周辺を調べる警視庁の捜査員ら=
2024年1月4日午後3時21分、羽田空港、西岡臣撮影 © 朝日新聞社


 全国の空港の
滑走路で、航空機同士などが衝突する恐れがあったとして「重大インシデント」と判断されたケースが、昨年末までの10年に少なくとも23件起きていた。別の車両がいる滑走路に航空機が着陸しようとしたなどの事例だった。

「早く出して」口々に叫ぶ子どもら 乗客が撮影したJAL機内の様子 動画:朝日新聞デジタル (asahi.com)
【動画】乗客が撮影した映像には、脱出前の機内の様子が映っていた。

 今月2日に羽田空港(東京都大田区)で起きた航空機同士の衝突事故は、
滑走路に出ていた海上保安庁の航空機に、着陸してきた日本航空(JAL)の航空機が衝突した。両機とも互いの存在に気づいていなかった可能性が指摘されている。

 朝日新聞は運輸安全委員会の調査報告書を分析し、他の事例も調べた。

 
23件のうち19件は運輸安全委が報告書を公表。このうち12件は、地上の航空機や作業車両の動きに原因があるとされた。那覇空港では2018年6月、上空の旅客機が着陸しようとしていた滑走路で、航空自衛隊機が離陸準備に入っていた。空自機は管制からの「滑走路手前」の待機指示を「滑走路上」思い違いし、進入していたとみられる。
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 このような
重大な事態が繰り返されてきたことに対して、何故必要な対策が取られずに放置されて来たのでしょうか。公務員マスコミ怠慢と両者の癒着の実態が窺われます。

 対策としては空港の
連絡通路滑走路接点(交差点・T字路)に「赤・青の信号機」と「踏切(遮断機)」を設けて、管制官の操作により開閉すれば良いのです。

令和6年1月6日   ご意見・ご感想は こちらへ   トップへ戻る   目次へ