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| 回想実録:ラリー・ジャパン2005 2005/11/04(Fri.) 23:29 |
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![]() WRC 2005、Round 13 Rally Japan。 2回目の開催となった今年、やはり地元日本勢のSUBARU、MISTUBISHIに注目が集まり、中でもSUBARUのエース・ドライバー:Solbergの連勝が期待されてた。 そのほか予想していたこと; ●Loebは次の大会、Corse(彼とチームの地元フランス・コルシカ)での年間優勝決定を望むため、気合の無い走りをする ●MITSUBISHIのドライバーが誰か8位入賞(得点圏)する ●SUBARUは1-2フィニッシュもありか? とかね、なんだか「デキ」レースのような気がしてた(フンコ的には、どーよって感じ)。 それがどーでしょう?フタ開けてみると、PIRELLI勢(ピレリ・タイヤと契約してるマニュファクチャー:PEUGEOT、SUBARU、MITSUBISHI)が望んでいた「雨」。PIRELLIのタイヤは、雨で濡れたグラベルに強いと言われてて、ここまでターマック、グラベルの両方で強みを見せてたMICHELINに勝ることができるものかと不安がられてたが、ここにきて雨が味方した。 予想通り、Loebは守りの走りで攻めはせず。是が非でも優勝をと願うSUBARUチームは、エース(Solberg)、セカンド(Atkinson)ともにトップ・タイムを出して好調。そしてMITSUBISHIもこれまでにない好調ぶり。 それでもトップ3の顔ぶれは変わらず、Loeb、Solberg、Gronholmは上位を陣取り、そこに若手やベテランがどこまで参入してくるかっていうのが話題になってた。 そうして向かえた最終日。SSはたったの5つ。そこでリタイヤしてしまうと、もう翌日は無い…まさかのリタイヤが、1位を走ってたSolbergにおとずれた。狭いコース、避けようも無い路上に転がってた石。ちゃんと車載カメラが捉えてた。 このリタイヤで大きな番狂わせが!直前まで出場辞退も予想されてたPEUGEOTのエース・ドライバー、Gronholmが2位からスライド優勝。Round 12のG.B.大会で不慮の事故で亡くなったチーム・メイト、BEEFことMichael Parkを追悼する、名誉ある優勝となった(優勝コメントでも、「この優勝はBEEFが一番喜んでくれている」とGronholmが語った)。上記の写真、Podium(表彰台)に集まるチームPEUGEOTの全員が黒い腕章をつけてる(大会準備のときからずっと)。「BEEF WITH US FOREVER(ビーフ、永遠に我々とともに)」 この番狂わせで、4位だったはずのLoebが3位入賞してしまい、そのせいで年間優勝を図らずも決めてしまった。そう、図らずも。彼は2004年と同様、地元コルシカ大会で優勝+年間優勝を決めることを希望していたはず(昨年はそのために前大会のイタリアで気の抜けた走りをしてた)。Loebはコーヒーカップを口に咥えてタイヤマーキングにやってくるというカワイイ一面も持ってるが、インタビュー直前にはフランス語でまくしたてるように暴言を吐いてるとか吐いてないとか。そのあと何食わぬ外面で、英語を話すとか(英語通訳の人ネタ)。 結局Gronholmのサインももらえず終いのフンコ、傷心のまま大会最終日2日後の帯広→関空の機内で不思議な出会いをした。窓際の席をGETしてとっとと乗り込んだら、その並びの通路側に明らかにPEUGEOT関係者の人が座った(上写真の右端)。だって、PEUGEOTロゴの入ったデイ・パックとフリースを着てたから。思い切って話しかけてみた。”Are you a Peugeot Mechanic ?” 実はこの人(名前、知らん)、PEUGEOTのLogistic Manager。つまり資材運搬責任者。京都に寄って帰りたかったので、この便を選んだらしい。 ここぞとばかりに質問してみた(▼一問一答) Q-1 この人は誰ですか?(フンコ、一緒に撮影した有名メカニックの写真を見せて) A-1 これは、F.X.Demaison グロンホルム車のSetting Manager。 Q-2 来年、PEUGEOTは本当にWRC参戦しないのか? A-2 100%ない。上層部がそう言ってるから。 Q-3 じゃ、あなたはどうなる? A-3 さぁ、わからない。解雇されるだろうね。今シーズンが終われば就職活動だ。 Q-4 Gronholmの優勝、おめでとう。チームの年間優勝を期待してるわ。 A-4 ありがとう。でも、それはないね。だってPIRELLIは残りの大会で勝てる見込みがないからね。 彼と話をしていていくつか発見があった。まず、Drivers TitleとManufacturers Titleの違い。スタッフの彼らにとってはDrivers Titleはあまり関係ないようである。 それからPeugeotとCitroenの明暗。Citroenのスタッフは意気揚々と「来年も来るからね」って言ってた。なんでやろ?Peugeotと一緒に撤退やのに…って思ってたらナント、来年はプライベート参戦をするらしいのだ(Loebを確保するため)。プライベートの出場も視野に無いPeugeotのスタッフの、この意気消沈ぶり。完全に明暗を分けてるね。 まぁそれにしても、カタコトの英語しかしゃべれなかったCitroenスタッフに比べ、この方の流暢な英語ってのも比較に値する。それから「鼻の下」も。チームCitroenはなんとも馴れ馴れしかったのに対して、チームPeugeotの彼は固くジェントルマンだった。それは、Citroenスタッフがコルシカやカンヌなどの南仏出身なのに対し、Peugeotスタッフの彼がパリ出身だったことにも関係しているのか? PSAグループの今後を占う上でも、ぜひとも今年の大阪モーターショーに行っておきたいフンコであった… ということで、このラリー・ジャパン談義を終わらせていただきます。今後の北海道「後」のフンジャをご期待ください! |
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