介護と自立
2005/08/04(Thu.) 09:56

  障害者自立支援法案というのが先月国会で審議さえてて、ついに施行の時期を迎える。
要綱のうち気になる点がある。
・障害福祉のサービスを「一元化」
・障害者がもっと「働ける社会」に
福祉サービスの一元化はとくに「介護」のときの話に似てて、地域間格差、障害の種類や度数による格差で不満を感じないように、障害者の自立支援を目的とした共通の福祉サービスは共通の制度により提供するというもの。
そして「自立支援」ということで、障害者が今以上に社会で働きやすい環境をつくるという。


さぁ、「自立」ってなんでしょう?
【自立】(1)他の助けや支配なしに自分一人の力で物事を行うこと。ひとりだち。独立。 「親もとを離れて―する」[大辞林 第二版 (三省堂)]
たしかに誰だって、何か行動するときに誰かの手を必要とするってことは、煩わしかったり、気を使ったりで、できれば自分ひとりでできればいいと思う。これが福祉サービスならば、費用が発生する(負担者は本人と国民)。
だから、障害者本人が出来る限り自立できるように支援することが本人や社会全体のためだと考えているのが国会の人たちの考え方。
果たしてそうやろか?それは「老人介護」のケースとごっちゃにしてないか?老人介護の場合は、もともと健常だった人が加齢による体力等の低下で介護を必要とする話。健常のまま歳をとる人も存在することから、支援することにより自立も可能だと判断できる。
でも障害者の人は、先天的or後天的に体や精神に障害を受けてるわけで、他人のサポートを絶対に必要とする人もいる。そんな人たちにまで「サービスの一元化」や「自立支援」という名目でサポートをはがしていくなんて、もっと社会に出にくくしている。
役人・政治家ってほんまに想像力の無い生き物が多い。


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