
[気になるコトバ-5:内食・中食・外食](2006/12/21(Thu.) 12:55)
内食[うちしょく]
中食[なかしょく]
外食[がいしょく]
戦後復興で現金生活が定着(自給自足の反対やね)、サラリーマン人口の増加、そして外食産業が花開いた。
ヒトの食生活を原始時代に遡ってみると、狩[hunting],採集[gathering]によるアパッチ生活の後、牧畜[livestock],農耕[farming]によって食物を入手していた。老若男女、仕事といえばこれら食物収集や我が家・集落建設のための作業である。
大脳皮質発達にともなってヒト独特の文化嗜好が生まれると、衣食住に直接関係の無い作業に従事することで現金収入を得る→これを衣食住に変換する社会システムが形成された。
日本では農業従事者が激減し、もっと身入りの良い(現金収入の多い)第2・3次産業への転出が続いた。食材はGMS(スーパー)などで現金と引換えに入手するのが基本である(※家庭菜園は除く)。
購入した素材を家庭に持ち帰り、自分や家族のために加工・調理し食す=これが内食[cooking at home]。
産業として発展した食堂・ファーストフード店で食す=外食[dining out]。
そして最近売上げを伸ばしているのが、素材ではなく調理済み惣菜を購入して家庭や他の場所で食す=中食[prepared meal]。
女性の社会進出(特に既婚女性の就業率UP)や電子レンジの普及、冷凍加工技術の向上が大きな理由であるが、自分で作るよりも美味しいものを手軽に、とか、デパ地下グルメという仕掛けの成功(中食とはいえバックは外食産業ですからね)があるやろ。だって昔は惣菜を買うことは恥ずかしかった、手抜きの典型やもん(男やもめ、手抜き主婦というイメージが主流だった弁当・惣菜産業)。それが「グルメ」ってなくくりでブームになると恥しさも半減以下、消費者意識は完全にコントロールされた。昨今に至っては御節料理まで中食に頼る時代、確かに効率良さ=家庭ゴミの減量や時代変化とも言えるが、ここまでくるとやり過ぎに感じるフンコ。
格言うフンコも中食産業の売上げ協力はしている訳で…
ここで日々の食生活が中食気味な皆さんにご注意を。
作り手側の立場から見ると危険性がよくわかる、それは生野菜・緑色野菜摂取量。中食の作り手は食中毒の危険性やアシの早い(←腐敗の他、変色・変質の早いものも)は食材として避ける傾向にある。そうすることで賞味期限を延ばせたほうがロスを減らして収益効果がエエからね。
すると勿論、食べる側の摂取量は避けられた食材から減るわけですわ。食物繊維、ビタミン類、必須アミノ酸の類が不足しがちになる。サプリメントだけでは補えないものもあるさかい、せめて週末だけでもしっかりと内食で補ってバランスを取りたいもの。
最近、自分のウンチ見てますか?
フンコ愛読書[Click Here!]
もどる
→TOP