入院(第1クール)



7月10日 9時スタート、R169で10時前到着。入院手続きすませ50病棟2506室に入室。9人部屋でやや面食らうが皆さん、かなり元気で、症状レベルは様々だが色々参考になる。
担当寺田医師と面談。基本的に診断は不変。先ずは胸水増加に応じて、対応は検討。(増加すれば、抗がん剤で胸膜癒着法も)私見として、
免疫療法をメインに考え、抗がん剤で対症療法を行うと考え方は理解。胸部]線、心電図とり、15時過ぎ胸水穿刺。胸水、7月2日以来、あまり増加していない。9人部屋で1泊、やはり色んなレベルの人が居り、夜中は賑やかだ。
7月11日4時ごろ起き出し、6時半起床。7時半朝食、寺田医師来て、週末外泊をいう。やや拍子抜けだが週末は何も無い。心エコー検査して、16時帰宅。メール対応も問題なく出来そうだ。特記事項としてごはんが美味い。しかし家でのビール美味い。

7月14日 9時前スタート、やや道間違えるが、9時半病院着。胸部]線撮影、ロビーで城郭史読書。19時ごろ寺田医師と面談。全身状態非常に良好で、やや効果にチャレンジする抗がん剤を使ってみようと言われOK。
7月15日 持参の耳栓効果でやや眠れたか。朝食絶食で胸部CT撮影。同室の人と会話盛んになり、各人の症状、レベルを聴いたり、副作用で散々脅かされる。どうも全般的には、抗がん剤投与直後から嘔吐、むかつきが出て食事どころではなくなる。数日後には、骨髄抑制で白血球他が減り、無菌状態が必要になる。
7月16日 よく眠れず夜中に安定剤服用。5時半起床。9時から抗がん剤投与。
9時-10時ビタミン剤投与。10時ー12時タキソール(パクリタキセル)250ml投与。12時ー15時パラブラチン(カルボプラチン)450ml投与。投与時間中は殆ど眠った感じ。途中昼食ひやむぎ美味い。盤、血圧上昇気味でグラグラする。息子・娘来て話す。6時過ぎ夕食、副作用殆ど感じない。してやったりの感
7月17日 よく眠れず5時起床。シャックリ出る。薬貰って落ち着く。結局副作用としては便秘とシャックリのみの模様。朝、昼、夕食、無事に過ぎて、夕刻、外泊を決める。逆に寺田医師、嘔吐の可能性を心配し薬持参外泊を言う。骨髄抑制も殆どみられず、白血球数も高水準維持。
7月18日 下剤効果で便秘クリアー。7時半朝食、問題なし。嬉しい。昼食後外泊帰宅。

7月22日 9時前スタート、9時45分病院着。採血、胸部X線撮影。入院生活、検査待ちが大半で、食事待ち、たまにお見舞い夕刻の入浴が楽しみ。同室者との会話も割と突っ込んだ内容になる。
7月23日 2時ごろ賑やかで目覚め、睡眠不足。
10時ー13時半タキソール250ml投与嘔吐、シャックリなし。胸水増加殆どなし。16時半入浴、18時半夕食、天麩羅でやや緊張するが影響なし。
7月24日 寝不足、6時半起床。便秘あり。8時採血。寺田医師に使用抗がん剤のレベル質問。ほぼ効果については最高レベルと理解。夕刻白血球数7700と確認。
7月25日 安定剤で熟睡。昼食後外泊帰宅。

7月28日 8時45分スタート、9時半病院着、即採血。13時半胸部X線、15時過ぎ地下の床屋へ、間違いなく抜けるだろうというが中途半端で結局普通の整髪にする。寺田医師、1クールは問題なく終了するだろう。2クールは、はっきりした効果を狙って同一薬で実施してみる。白血球5600、血小板15.6、ヘモグロビン13.8
7月29日 6時半起床、1階夜間入口から出て、裏の公園散歩。
7月30日 6時過ぎ起床。雨上がりの公園散歩。
10時半ー13時半タケソール250ml投与。14時過ぎお見舞い受けてやや疲れる。18時過ぎ、天麩羅の夕食、胃もたれきつく軽い消化剤もらう。便秘との相乗作用もあり消化不良気味。
7月31日 3時、下剤効きトイレへ、シャックリ出る。7時前公園散歩。7時20分採血。第1クール整理打ち合わせ。第2クールは盆明けにして、同一薬を2回で投与する。胸水も減少気味で、腫瘍への効果を期待。
8月1日 朝から退院準備して、ひとまず退院。世の中、冷夏転じて酷暑になる。