抗がん剤治療(6〜9クール)


年末年始、5クール終了での効果不十分で、何となく気合の入らぬ2週間だった。
1月8日 8時45分スタート、9時半過ぎには病院到着。2506号に入室。早々に採血、X線写真撮影して12時半、寺田Drと面談。私としては、QOL優先治療から効果追求治療への変更を申し入れたいと思っていた。
X線写真で、やはり胸水微増の傾向があり、タキソールが効かなくなったという判断、同意した。2,3案があったが、体力充分なので、タキソテールでやや強力治療実施にする。Dr曰く「ガップリ四つに組んで、ジワジワと押し込まれてる感じです。しかし、タキソールが効かなくなった状況で、リバウンドが非常に緩やかです。胸水が著増せず、微増に止まっているのが良い兆候です。少し撫でる感じの治療になっていたのを、叩く治療にしましょう。」
これについては同感で、やや強めに頑張ろうと思う。
プラスポイント】タキソールが効かなくなった時点で、リバウンドが非常に緩いということは、サブのヨジゲンのバックアップ効果と考えられ、今後の展開に大きな自信になる。実は胸水増が目立った11月末はヨジゲンを1ヶ月停止した期間だった。タキソテール効果とともに充分期待できそう。

【6クール】
14時からタキソテール100mg点滴、初めての投薬でやや緊張したが、無事終了。夕食のトンカツも無事収まる
1月9日 割と良く眠って6時半起床。寺田Drに大丈夫、問題なしと話し、予定通りの退院と1月29日次回投与を決める。62歳の病棟同僚を覗くとやはりタキソテールを点滴しているが、50mgでジックリ、フォローするようだ。昼食摂って13時前退院。

【7クール】1月29日 いつものペースで病院着、2515室入室。採血、X線撮影、13時ごろ寺田Dr面談。胸水域殆ど変化なし。一応の効果認める。今回の3週間のインターバル、かなりきつかったので、少し緩める要望。タキソテール90mgにする。あくまで体力の維持を最優先にして維持治療ー自己免疫治療に繋ぎたい。白血球5300、体重68kg。
14時からタキソテール90mg投与。無事終了。顔見知り数人と駄弁る。
1月30日 良く眠れず、6時半起床。
便秘あるが体調まずまず。次回2月19日決めて昼食後退院。肩こり対策にぶら下り機購入。

2月16日 体調回復をみて、予定通り、三島ー小田原歩きに出かける。(登城記に報告)山中城ー石垣山一夜城と歩く。かなり歩いたが、あまりへばりは出ず、健康的な感激、疲労感。本当に病気なのか の感。

【8クール】2月19日 投薬入院。9時半2615室に入院。X線、採血、体重67kg。X線写真所見、SD(殆ど不変)。白血球5100で、タキソテール投与続行決める。
14時過ぎからタキソテール90mg投与。16時過ぎCT撮影。18時過ぎCT所見、12月5日以来、殆ど変わらず。ここで気付いたがスキャンステップが1CMの為、同一の位置画像は見られず、推定になる。これでは1CM以下の腫瘍は見逃す可能性。
2月20日 賑やかで殆ど眠れず、6時半起床。
便秘以外はまずまず。次回3月11日入院決めて、昼食後退院。

3月7日 予定通り、鳥羽ー松阪お城歩きに出かける。名阪国道ー伊勢道は吹雪の中だったが鳥羽は予定通りの好天で、鳥羽城址(鳥羽小学校・幼稚園)を約1時間歩く。鳥羽国際ホテルで1泊、8日、松阪城によって約1時間歩き、松阪牛の昼食取り15時帰宅。やや疲れる。

【9クール】3月11日 いつものペースでややラッシュにあい10時病院着。2518室に入院。X線撮影、採血して、13時寺田Drと面談。判定SD+(StableDisease)で殆ど変化なし。やや胸水域縮小だが大差なし。白血球6800で同一治療にする。淡々と
15時前からタキソテール90mg点滴投与。頭にグラグラ感あったが、無事終了。夕食も問題なし。体重68kg.Drも周囲も、非常に元気だと言ってくれる。何故か判らんが本当に元気だと我ながら思う。病棟歩くと、顔見知りが6人も居り驚く。全員継続治療でほぼ元気そうだ。
3月12日 割と眠れて6時半起床。ゆっくり新聞読んで、病室訪問。
便秘あるがほぼ安定している。S氏、ほぼ寛回から再発ー免疫療法中と、私も15日予約した池田病院だといい、いろいろアドバイス呉れる。Y氏、N氏、イレッサ使用訓練中という。頑張れよという感じ。
4月2日再入院約し、昼食後退院。