甲斐の国お城歩き


12月16日、6時前スタート。中央自動車道で8時すぎ、甲府着
【躑躅ケ崎館】甲府市古府中町
武田三代の領国統治の中枢機関で、見事な館である。南正面(現在の神社参道入口)に駐車。東の大手口より入城。東堀・土塁、面影良く残る。東・中曲輪、四周の土塁見事。武田神社を迂回して、中曲輪北西隅の天守台へ、早朝でもあり問題なく登郭。やはり勝手の判ったガイドさんの効。特に南面の8mX20mほどの高石垣は見事。発掘中の天守台に上がり、探査、南東隅の破城あとらしい、隅角部を歩いて降りる。石質は外周堀に使われているものと同様と思われ、築造年代特定が待たれる。西曲輪に出て、南堀から西堀に沿って北進。北曲輪、田んぼになるが、区画の石垣、ほぼ残っている感じ。西曲輪北虎口、雰囲気あり。まっすぐ下りを南進して、甲府駅前へ
【甲府城】 甲府市丸の内
念願の初訪城だが、南からの景観、センスのないでかい忠霊塔にゲンナリ。現鍛冶曲輪門から





入城。坂下門から鉄御門あたりの枡形石垣絵になる。そのまま帯曲輪を歩き天守台を一周。南・東面はあまり手が入らず、綺麗な石垣だ。北西から天守台へ。かなり補修が行き届きすぎの感。天守台からの眺望は素晴らしい。折角の晴天だが富士山はド逆光。稲荷曲輪北東に稲荷櫓復元工事中。看板では平成14年完成の様子。松蔭門を出て、東へ歩く。石垣工事の石切の模様、面白く見学。稲荷曲輪、鍛冶曲輪の東を歩く。このあたり石垣を、あまり触ってなく、雰囲気充分だった。稲荷櫓が完成すれば、午前の天守台をバックにした遠望がよさそう。忠霊塔カットが懸案事項。鉄御門あたりの枡形、松蔭門あたりの景観、富士をからめた天守台は午後のポイントだろう。ここで早めに皆さんと別れて、身延線で富士山を愛でながら静岡へ。