鎌刃城登城記



[登城日] 2002/11/23
[所在地] 滋賀県坂田郡米原町番場
[形式] 山城  標高384m
[築城] 不明 応仁の乱以前
[登城記]
最近、発掘のニュースで、城郭フォーラム登城オフとして登城。幸い、ジムニーの人がいて、青竜の滝まで林道を車で登れた。
中山道、北国街道の交通要衝の境目の城として築城されたようだ。
番場の旧中山道から、滝谷林道を約30分上って、城郭の南端にとりつき北へ歩く。南端の大堀切から約200m鎌の刃状の尾根に
七つの堀切が続く。副郭にとりつき、北に主郭、周囲を石垣で囲み、北側大手虎口の石垣が素晴らしい。石灰岩を粘土で固めた
美しい石垣。50m四方くらいの主郭に建物礎石、ちらばる。北へ約200m歩くと、枡形虎口をもつ郭、ここからの琵琶湖方向眺望素晴らしく彦根城天守もはっきり見える。北に大きな櫓台。北方防備の大きな櫓、半地下式でスケール大きい。北に大堀切、周囲は石垣で固め、西斜面に高さ4m、幅30mに及ぶ大石垣。急な断崖の場所で、目的が判らない。位置的には櫓台の土留めの感じ。
天気も良く、この日、滋賀県の周辺の城と烽火のセレモニーをやっていた。