[所在地] 奈良県大和郡山市小泉町字古城 [建造] 室町時代 小泉氏・片桐氏
[形式]平城 [遺構] 水堀
[交通]JR 大和小泉駅から600m
[歴史的背景]
室町時代、小泉氏が陣屋を構える。慶長６年、片桐貞隆が １５、０００石を与えられ、小泉に入部して陣屋を整備。
東に、湿田、富雄川という要害の地に、長辺150mの堀で囲んだ城郭。
[登城記]
小泉橋（富雄川）を西に渡り、城の北辺沿いに
高林庵へ、DIY店の駐車場に駐車。ナギナタ池南側を東進、高林庵（片桐石州の片桐城）
の復興櫓を池越えに見る。維摩寺、小泉神社 を通り、北東進（このあたり、住宅地のど真中） 小泉駐在所に出る。横の路傍に 片桐城址
碑建つ。城郭大系によると、裏の高台にある筈だが、高台には、立派な住宅が建つ。南東に 雑草に埋もれた内堀が残る。周辺、住宅新築盛
んで、内堀も風前の灯の感。北へ
400m のところに 慈光院がある。石州の茶室、庭園で、桧皮葺きの茨木城楼門が移築されている。入園料１０００円に参った。
