水口城

水口(みなくち)城 登城記
[登城日] 99.5.26
[所在地] 滋賀県甲賀郡水口町
[最寄り駅] 近江鉄道線  水口城南駅
[別名]碧水城
[建造]  寛永9年(1632) 坪内玄蕃
[形式] 平城
[遺構] 石垣、堀、乾櫓台、模擬櫓
[歴史的背景]
水口は、伊勢に通じる街道の要所として、秀吉が岡山城を築城した。(水口城から東方1KM。関ヶ原合戦で落城)
徳川家光が、寛永9年、上洛時の宿館として、小堀権十郎に命じて造らせた。岡山城の石材を使い、同10年完成。
本丸には、将軍家宿館として、二条城の小型版の御殿を造り、四隅に櫓を構え、周辺は堀で囲んだ。
[登城記]
水口城資料館駐車場に駐車するが、資料館の位置不明。見当つけて、東出丸にたどり着く。東出丸は、大手御門の
東馬出しという位置。案内を聞くと乾櫓を模擬したという現在、資料館として使用。
反時計廻りで、本丸周回。70間X79間の 四周堀に囲まれ現在、水口高校のグラウンドになる。
資料館で蝮に気をつけろと脅かされ、ビクビク歩く。北御門址を過ぎ、乾櫓へ、櫓台石垣、見事に残る。時代を
映して、きちんとした切り込みハギの石垣。堀も殆ど残る。滋賀県史跡指定。比較的、新しい城で、復元可能ではないか
という感じ。