岡山お城歩き(2)


【鬼ノ城】
岡山総社ICを出て北西に走り、13時過ぎ到着。駐車場に説明資料あり、貰って歩きだす。好天の中、弁当の昼食。東西南北門と水門3箇所、外周の石垣を楽しんで、ほぼ4km歩き、ヘトヘトになる。角楼から西門へ、掘立柱の城門、ほぼ復元している。このあたりから綺麗に並んだ列石が至るところにある。第二水門、第三水門の石垣、きれいな布目積み。水門脇外周に野面積石垣。東門を過ぎて屏風折れの石垣、豪快な景観。帰路は礎石建物経由で戻るが、湿地が非常に多く高山の山中とは思えない。15時頃、下山して高松へ。
【高松城】
本丸跡、綺麗に公園化されて面影なし。蛙が鼻の堤防跡、案内板なく捜し歩く。ウオーキング途中の人などに尋ねるが殆ど知らない。やっと、初老の人に教えてもらう。城跡の南東山裾に、幅20m、高さ6mくらいの土塁残る。周囲公園化の工事中。
R180で高梁に移動、油屋旅館に入る。
3月13日、8時半スタート、成羽へ向かう。
【山崎豊治御殿】
万治元年(1658)丸亀から入部した山崎豊治の成羽藩陣屋。大手門はじめ三門跡があり、内部は美術館、町役場になるが、周囲石垣は見事な切り込みハギのもので、大手門枡形の面影残る。高梁へ戻り、メインテーマの備中松山城へ
【備中松山城】
市役所に車置き、松連寺へ歩く。豪快な石垣、松山城の砦として築いたという。小堀遠州造庭の頼久寺に立ち寄り、松山城登城。やや不案内だがふいご峠まで車で登り、26年ぶりの再登城、大手門までキツくてへばる。大手門周辺、崩落監視システム整備されている。好天で自然岩と石垣の豪快なバランス見事。充分に絵になる。現存土塀もきれいになった。本丸周辺、平櫓、多聞櫓、門、土塀復元で美しくなるが、やはり二の丸東側からの天守景観が良い。水の手門からの二層櫓も、豪快な岩盤が良い。ここから土橋を渡って、大松山へ、体力との相談で、200mくらいで引返すが遺構石垣は充分観賞できた。岡山へ送ってもらい、今回のお城歩きは終了。想定以上の好天の中、福原城に立ち寄れ、きれいになった利神城、津山の搦め手、鬼ノ城の石垣観賞、備中松山城の再訪などほぼ満足のお城歩きであった。