沖縄お城歩き


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2/14〜16、念願の沖縄に行って来ました。初日、曇り空でしたが、15,16とカラッと晴れ上がり、結構な登城日和でした。緋寒桜はすでに葉桜で一寸残念でした。
[中城城]
14時、那覇空港をレンタカー(ホンダ ロゴ)で出発。かなりラッシュのR329を約1時間走り、中城城跡到着。この城は15世紀前半に護佐丸によって、今帰仁、座喜味の築城技術をもとに築かれた、完成度の高い城郭といわれる。駐車場に車を置き、東側馬場跡から入場。三郭の大きな折をもった城壁正面に出る。圧倒される高さの石灰岩、亀甲乱積みの石垣。三郭への虎口、絵になる。一旦北郭方面に降り、二郭へ、布積みの美しい石垣。溜息が出る。拱門を抜け一郭へ、観月台、最も高所で眺望良し。西に下り、表門へキッチリ積んだ切込ハギの門跡。北郭あたり、盛んに石垣修復作業中。16時過ぎるが、管理人のおじさんに「まだまだ大丈夫だよ」と励まされて勝連城へ向かう。
[勝連城]
カーナビのお陰で迷わず約40分で、勝連城跡着。かなり手前から山上の石垣認め、期待高まる。駐車場から見上げる三郭の城壁豪快。かなり修復されているが、きれいな布積みの石垣。工事中で、特設歩道歩き三郭へ、一郭石垣の仰観すばらしい。二郭に舎殿礎石、瓦葺の建物があった模様。斜面を登り一郭階段に取り付き、一郭へ。城壁の頂上に登るが、強風で手ぶれ心配。中城湾の夕景美しい。残念ながら
曇り空だが、雲間からの光芒の海、何とも言えない。カーナビの指示で、北中条から沖縄道に入り那覇ICへ(300円)。迷って、ハーバービューホテルへ。
[座喜味城]
2/15 快晴の中、8時スタート、ラッシュのR58抜けて、9時過ぎ座喜味城跡着。15世紀初頭、護佐丸が今帰仁の築城技術をもとにして築いたと言われる。まず、二郭の正面に出る。美しい布積みでカーブを描く奇麗な石垣だ。一,二郭にそれぞれアーチ式の拱門がある。今回の城巡りで最も美しい石垣だ。米軍の家族らしいお姉さんや、その内団体さんが到着し、それを汐に、今帰仁向けスタート。途中恩名村ミユキホテルビーチで一服、エメラルドグリーンの美しい海、堪能。
[今帰仁城(北山城)]
R58から一寸ミスッて名護市内経由になり、やや時間かかり、11時着。築城年代不詳のようだが、流石に築城技術の範たる貫禄充分。駐車場(今帰仁村跡)から平郎門へ、ここから東西に伸びる帯状の万里の長城を思わせる城壁素晴らしいが、航空写真のアングルには及ばない。大隅(ウーシミ・馬場跡)を左に見ながら階段を上り大庭(ウーミヤ)経由主郭へ、志慶真郭への降り口、工事中で通せんぼになるが、一寸失礼して、城壁の上歩く。倭城の石塁思い出す。郭東南西の城壁、素晴らしい曲線を描く。ここは武家屋敷跡のようで、南端に志慶真門がある。とってかえし、御内原(ウーチバル)へ、このあたり、志慶真川の断崖絶壁、大庭周辺の石垣、よく見通せる。東シナ海の眺望良し。
戻りは、R505−449−58でスンナリ許田ICへ。沖縄道で那覇ICまで(1000円)
[首里城]
14時すぎ首里城着。守礼門ー歓会門ー瑞泉門ー漏刻門から入城。警備員のおじさん捉まえて、現存石垣の位置を聞く。竜樋近辺と、木挽門の外側に連れていってくれる。竜樋あたりは流石に落ち着いた石垣だ。右腋(実は木へん)門の内外にははっきり明示してある。ここは人ごみでゆっくり写真も撮れなかった。流石に城(グスク)の集大成の貫禄感じる。継世門から出て、玉陵(たまうどぅん)に歩く。自然の岩盤を削って造ったというが、豪快な景観にただただ圧倒される。最も印象に残る景観だった。
[具志川城]
2/16ゆっくりスタート、行きにくいという話で緊張したが、カーナビのガイドでR331経由約40分で到着。殆ど人手の入らぬ石垣、海に突き出た本丸、海への抜け穴、断崖絶壁、東シナ海の美しい眺望、好感もてる城跡ではあった。喜屋武岬、ひめゆりの塔 経由してゆっくり那覇APに向かう。