山陰地方お城紀行
01年11月20日、好天で8時15分スタート、ラッシュアワーの道を走り、第ニ阪奈ー近畿道ー中国道で約360km走り、13時半高田IC着。
[吉田郡山城]
高田ICを出て吉田町を目指す。猿掛城、郡山城の案内板に従って約20分で、吉田町歴史民族資料館へ(入館料500円)。秋季特別展開催中。毛利元就・輝元のいろんな書状、芸州郡山之図(豊栄神社 ・立体模型)で大城郭の全貌、良く判る。すぐ隣から登城道になり公園事務所まで車で上がれる。途中宅急便のトラックと難儀して替わったがほぼスンナリ。駐車場から約5分石垣を見ながら歩いて、元就墓所へ、百万一心の碑立つ。非常に整然とした墓所。周囲の苔むした石垣に歴史を感じる。本丸へは600mのようだが資料館の模型で我慢。
高田IC−千代田IC−瑞穂ICで我が家の墓地により墓参。この地区にも桜尾城、高城という山城がある。
浜田道で浜田へ、母校・浜田高校に立ち寄り浜田城跡麓の中山旅館入り。夕刻、城跡に登る、夕暮れの本丸石垣、写真にはならないが迫力あり。きれいな打込みはぎの石垣。
[浜田城]
11月21日、朝から再登城。護国神社参道の左を、約100m登ると三の丸広場に出る。NHK送信所、護国神社などがあり司馬遼太郎の文章碑がある。この北西隅に(二の丸入り口)津和野城から移築された城門。ここから二の丸に入り、少し上ると本丸虎口に至る。10m四方の桝形をもつ虎口、堂々たるものだ。このあたり、石垣がよく残っている。本丸は50m四方ほどで松原湾の景観が良い。北に松原湾、南・西に浜田川、東は絶壁という縄張。ライテイングもこの時間、ほぼ満足。R9で一路東へ、石見銀山跡を横目に見て、朝のテレビで知った、出雲大社の大柱を見るため寄り道。径1.5mの丸太を三本束ねて展示。思ったより大きな感じで、想定される当時の本殿を想像。
R431で宍道湖の北周遊路をドライブ。松江に入る。県庁着3時半。駐車場に入るなり、ガードマンが駆け寄り「どちらへ行かれますか」「観光課へ」「すぐに終りますね」「はい」。観光振興課で資料もらって出てくると、すぐに駆け寄り「もういいんですね」で仕方なく出て大手門方向へ、奈良NOではマークされるのはしゃあないか。公開の3櫓、逆光の時間で、そのままR9に出て、米子皆生温泉へ。雪の大山、夕日を浴びて美しい。岩崎館の夕食、くらげの山葵漬け美味かった。
[松江城]
11月22日、R9で松江へ、途中、米子城の麓通る。本丸に大きなクレーンが上がり、周囲の木を伐っている感じで下からの見とおしが随分良くなった。10時すぎ松江城大手着。駐車場満員でしばらく待たされる。大手門から二の丸に上がり、三櫓の内側を歩く。内部公開。流石に手斧がけで仕上げた木材に感心。南櫓から県庁にでて堀端を歩く。三櫓・天守に紅葉の景観、素晴らしい。満足な撮影登城。
11時 スタート、開通の山陰道で米子へ、壽城をチラと見ながら、米子道に入り、大山を左に見ながら、のんびりと、大阪近辺ではラッシュさけられず、夕方帰奈。
尼子の残党として、毛利の本城は是非とも登城と思ったがやっと実現。全行程1000kmになったが、好天でいいお城歩きになった。