津和野城登城記

[登城日] 01/10/3
[所在地] 島根県鹿足郡津和野町
[別名] 三本松城、蕗城
[形式] 山城  [標高]367m [比高] 212m
[築造] 永仁3年(1295)吉見頼行、慶長6年(1601)坂崎出羽守成正 改造
[交通]JR山口線津和野より徒歩20分で、リフト乗り場
[歴史的背景]
鎌倉幕府が、元寇に対する警備を吉見頼行に命じ、永仁3年(1295)から築造開始、30年を要して頼直の時代に完成。関ヶ原合戦後、慶長6年(1601)浮田直盛が3万石で入封し、坂崎出羽守成正と名乗り、近世城郭に大改造。大手を西側の喜時雨側から、東(津和野)側に変え、出丸(織部丸)、城下町の整備を行った。
[登城記]
駅前から歩き、多胡家老門から馬場先櫓へ。二層入母屋赤瓦葺きの、安政年間の遺構。リフト駅前着9時半、旅館のおばさん、連絡してくれていて、(通常10時から)一番リフトで130m、6分上る。南に五分歩くと、織部丸(出丸)に着く。二層櫓があったようで立派な虎口を持った郭。尚南へ10分歩くと本丸城域に。東門虎口、右に三段櫓台を見ながら西門に出て、三の丸を歩き南門へ。本丸(三十間台)人質郭の高石垣南面、豪快。太鼓丸から本丸へ、虎口石積み良し。三十間台の一段下に天守台、一寸変わった位置だ。

念願の登城だったが、期待にたがわず立派な石垣を堪能した。