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フェルトペンに“劇物”使用

別処珠樹 (週刊金曜日、2001年6月1日号に発表)
URL http://www.kcn.ne.jp/~gauss/b/marker.html


 塾・会議などで白板用のマーカーを長時間つかう時や、化学物質に敏感な人がいる ところで油性のフェルトペンを使う時、色をとかしている溶剤に注意したい。毒物及び劇物取締法でいう”劇物”を含む商品があるからだ。

 一九九○年にわたしは白板用マーカーの強いにおいに疑問をもち、調べた結果を日本消費者連盟関西グループの機関紙に発表したことがある。“劇物”を含むものが半数近くあったため、新聞・テレビがとりあげ、当時の厚生省の担当者は「適切な使用法を消費者に知らせるよう指導することも考えたい」(九○年三月一日付『読売新聞』)と述べた。

フェルトペンは、染料を溶剤にとかすか、固体顔料を溶剤の中に分散させて作る。表示だけでは種類を特定できないところが問題だが、溶剤によって以下の三種類に分かれる。 @油性<非アルコール系>は、キシレン、メチルイソブチルケトン等。A油性<アルコール系>は、エチルアルコール(油性表示の大半)と、メトキシプロパノール等のグリコールエーテル類(サクラクレパスのマイネーム、三菱鉛筆のピン)。 B水性。

 十年たってどうなったか、今回は油性のフェルトペンも調べた。非アルコール系(いわゆるシンナー系)がぐっと減り、全体にアルコール系へ、水性へと移行する傾向にある。

 寺西化学(本社=大阪市旭区)の「マジックインキ大型」、三菱鉛筆(本社=東京都品川区)の「ペイントマーカー」は溶剤にキシレンを使っている。・・・

(以下、本誌をご覧ください。(株)週刊金曜日(tel.03-3221-8521) )


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