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www.kcn.ne.jp/~gauss/jsf/missiles.html 2003年1月30日 戦争とは国家の大事である。国民の死活が決まるところで、 以下の記事は、本日、国会で福島瑞穂議員が質問のなかで使用することになっ ています。大変な内容です。転載転送歓迎します。(訳 萩谷 良) イラクは米国の大量のミサイル投下に直面する それは「Aデー」と呼ばれている。サダムの兵士たちを戦闘不能にする、ある いは戦意喪失させるに十分な壊滅的打撃をイラクに与える空爆を行うから、 airstrikes の頭文字を取ったのだ。 ペンタゴンが現在の戦争計画を守るなら、3月のある日、空軍と海軍がイラク 国内の標的めがけて 300〜400発の巡航ミサイルを打ち込むことになる。CBSニ ュースのデビッド・マーティン特派員の報告によれば、これは、第一次湾岸戦 争の全期間40日に投入された数を上回る。 そして二日目、またもや300〜400発の巡行ミサイルを打ち込むことに、ペンタ ゴンの計画ではなっている。 「バグダッドに安全な場所はなくなる」と、この計画の説明を受けたペンタゴ ンのある役人は語った。 「このような規模の攻撃は前代未聞だし、今までに考えられたことすらない」 と、彼は言う。 この戦闘計画は、国立防衛大学で開発された「驚きと畏怖」というコンセプト に基づいている。それは、ミサイルの力による物理的破壊でなく敵の戦意を破 壊する心理的効果を主眼としたものである。 「彼らが戦闘をやめてしまうことを我々はねらっている。彼らが戦わないこと をだ」と、「驚きと畏怖」の立案者の一人、ハーラン・ウルマンは、言う。こ のコンセプトは、高精度誘導兵器を多用するのが特徴だ。 「そうすれば、効果は何日、何週間もたって現れるのでなく、すぐに現れ、広 島での核兵器にかなり近いものだ」とウルマンは言う。 第一次湾岸戦争では、兵器のうちピンポイントの精度で誘導されるものは10% だった。今度の戦争ではそれが80%になるという。 空軍は、通常の精度のひくい爆弾を、衛星で誘導される爆弾に変えるため、こ うした誘導キットを6000個、ペルシャ湾に蓄えている。そんな兵器は、第一次 湾岸戦争のときには存在しなかった。 「バグダッドにいる将軍の指揮下の30師団が突然消されてしまうのだ。都市も 破壊される。つまり、彼らから権力と水を奪うことができるのだ。2日か3日か 4、5日で、彼らは、物理的にも情緒的にも心理的にも力尽きてしまう」と、ウ ルマンはマーティンに語った。 前回のときは、米国は機甲部隊をクウェートに送り込み、第二次大戦以来最大 の戦車戦で、イラクの共和国防衛軍の精鋭師団を圧倒した。このときの標的は、 イラク陸軍ではなく、イラク指導部だったのであり、戦闘計画は、可能な場合 はイラクの師団を回避するように考案されていた。 「驚きと畏怖」作戦が奏効すれば、地上戦は行われないだろう。 ブッシュ政権の誰もがこの作戦が成功すると思っているわけではない。ある高 官は、これを「馬鹿げたことの寄せ集め」と呼んだが、戦争計画がそこのコン セプトにもとづいて立てられていることは認めた。 昨年のアフガニスタンにおけるアナコンダ作戦で、アルカイダが進んで死ぬま で戦ったのは、アメリカにとって予想外のことだった。イラクが戦意を喪失し なければどうなるだろう。アメリカは増援部隊を投入して、古いやり方で戦わ なければ、共和国防衛軍に勝つことができないかもしれず、それはアメリカと イラクの双方の犠牲がいっそう多くなることを意味する。 |