道路のルート選定にあたっては、原則として自然保護協会特別指定地区(SSSIs)等の保存区域を避けて計画します。
しかしながら、やむを得ない事情でこの区域を通過する場合を含め動植物の生息地周辺を通過する道路計画については、影響を最小限にすることを求めています。
この為、道路における車の通行部分以外の区域については、道路空間というよりはむしろ動植物の生息場所として整備し、周辺環境との調和を十分考慮しています。
野生生物が道路上を横断しないよう道路境にフェンスを設けるとともに、もとの生活エリアの移動を確保するため道路を横断する橋やトンネルを設置しています。
道路沿道空間を利用し、オープンスペースや雑木林を混在させることにより、野生生物の活動場所及び休息場所を創出しています。
植生等については地域の特性を調査した上で、現状の変化を少なくするよう同じ種類の花の復元選定を行っています。
冬は、凍結防止等で大量の塩をまきますが、動植物への影響を少なくするよう塩の量を少なくする機械を使用しています。
また、地域によっては、除草剤等の散布も制限しています。
道路の排水等については、水生植物への影響を考慮し不純な汚染物質等が川へ流入する前に浄化できるようなシステムの研究が進められています。