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1997.06.28 Updated

Rhapsody TOPIC OPENSTEP Install FAQ
1997.06.28
OPENSTEPのインストールをうまくするために

 PC UNIXの性格が強いOPENSTEPのインストールにはMacやNeXTとは違った点で配慮が必要です。このようなFAQはあちこちにありますが日本語のものはあまりみかけないので、同じ過ちを繰り返す人が少しでも少なくなるように昔NEXTSTEP for Intelのリリース時に比較的よく聞いた(または経験した)はまりやすい落とし穴を列挙しておます

 あらかじめお断りしておきますがこれはOPENSTEP(for Intel)FAQであってyellow box(or Rhapsody)FAQではありません。OPENSTEPと違ってRhapsodyはメジャーなOSですから(笑)サードパーティー関連の問題点は解決される可能性があります。また古い設計のカーネルに由来していた問題点も改善されることを期待します

罠 OPENSTEP for Intelというくらいだからいま使っているIntelマシンを流用できるだろう
Intelマシンで動くことの意味は、大量生産されている標準的なパーツを容易に利用することができるところにあります(たぶん)。手持ちのIntelマシンで動くということではありません。

罠 名の通ったメーカー製のマシンなら動くだろう
間違いです。メーカー製は設計時に想定された範囲を越えてパーツや機能を変更できないことが多いので、マイナーOSであるOPENSTEPが期待通りに動くことはめずらしいといえます。メーカー製PCについては業務用として納入するためにインテグレーターが内部的に動作確認していることがありますがあまり資料は公開されていません。ノートPCについてはfj.sys.nextなどで個人ユーザーが動作確認したものがいくつか公開されています。(個人でOPENSTEPを買う人はメーカー製PCを使わない人が多いようです。)

罠 手持ちのIDEドライブを流用してやろう
IDEデバイスは使わないほうが無難です。特にIDEとSCSIの混用は保証外になっています(正確には例外がある)。IDEのみを使う場合でもCD-ROMドライブが2ndチャンネルに接続されているなどの場合にはインストール前に2ndチャンネル側を使うように設定ファイルの変更が必要です。

罠 SCSI-IDはどれを使っても同じ
OPENSTEPの制約ではありませんが、Intelハードウェアの多くではSCSI機器とSCSI番号の間にいくつかの制約があることがあります。たとえば起動ハードディスクは0,1でCD-ROMは5,6に限るなどというものです、制約の少ないSCSIインターフェースボードを購入するとよいでしょう。

罠 ハードディスクの容量は大きくしておこう
1GBのハードディスクを勧めます。2GBのハードディスクは実際には2.05GBなどと2GBを越えていることがあり、インストールの際に困難な目にあうかもしれないのでお勧めできません。(linuxなどでパーティションの設定などに慣れているなら別です)。

罠 インストール前にハードディスクのパーティションを切りたい
DOSが必要です。フロッピーディスク起動できるDOSとFDISK.EXE(またはLinux関連フリーツールであるFIPS.EXE)が必要です。

罠 シリアルマウスを使おう
PS2マウスを使いなさい。

罠 ハードウェアが壊れているかもしれないがはっきりしない
購入してきたマザーボードの回路の一部が壊れていることはしばしばあります。(たとえばプリンタポートが壊れている、シリアルポートが壊れている……)。MS-DOSをインストールしてAMI Diagで調べるとはっきりするでしょう。購入後2日以内でないと交換してくれない店もあるので注意しましょう

罠 NeXT社認定のハードウェアリストにないハードウェアを使いたい
自分でドライバを書きましょう。メジャーなOSならボードメーカー自らドライバを作って製品に添付してくれますが、OPENSTEPはマイナーOSです。ドライバを書くためのツールと資料はOPENSTEP Developerにすべて含まれています。フリーのドライバのソースが参考になるかもしれません。唯一の例外としてキーボードやマウスなどコンソール入力デバイスのドライバ仕様は公開されていません。Rhapsodyではボードメーカーがドライバーを作ってくれるようになる……といいですね。Apple社が開発資料を公開し、メジャーOSになるための努力を惜しまなければ可能性はあるでしょう。

罠 ハードウェアを購入する前に
ハードウェアを購入する前に、NeXT社NeXTAnswersのドライバのドキュメントをよく読みましょう。ドライバごとに不具合の起きる条件などが書かれていることがあります。WWWで公開されているのでかならず最新版を読みましょう。更新頻度の関係でwww.nextjapan.co.jpにでていなくてもwww.next.comには出ていることもあります。使用環境によってはドライバは最新版が常にベストとは限りません。自分の環境と照らし合わせてドライバを選びましょう。NeXTAnswersはCanonから年4回配布されているユーザーサポートCD-ROMにも含まれています。ドライバの古いバージョンを入手するときに便利です。見つからないときはNetNews(fj.sys.next)が助けになるかもしれません。

起動途中で止まってしまう(または画面が真っ暗になる)
あらかじめ設定したドライバ構成と実際のハードウェア環境が異なる場合に、ドライバがハードウェアを探しに行ったまま止まってしまうことがあります。とくにノートPCなどでフロッピードライブを取り外しできるものでは注意が必要です。
ネットワークカードを使う設定(Netinfoを使う設定)にしたとき、起動時にネットワークカード(Netinfoの設定によっては外部のネットワーク機器)がアクセスできないと同様の現象になることがあります。
古いPCI対応カードや古いPCI対応マザーボードでは、起動時にグラフィカルな起動画面にする設定だとグラフィックカードの初期化に失敗して画面が表示できなくなる(ハードウェアの問題でとてもく知られた現象)ことがあります。これは起動時にコンソール画面を表示する設定にすれば解消出ます。一時的にコンソール画面にするにはboot:プロンプトで-vとする、標準でコンソール画面にするにはConfigure.appで左端のアイコンをダブルクリックして現れる設定画面でboot graphics をnoにする。

罠 設定したはずなのにハードウェアが機能していないようだ(1)
ISAバスボードなどのうちIRQやI/Oアドレスをソフトウェアで設定しなければならないもので、このようなことがときどきあります。PnP(プラグアンドプレイ)対応ISAタイプボードも同様です。ジャンパピンではなくソフトウェアで設定をするボードには、その設定をしたり設定を確認するためにDOS(Windows95ではないことが多い)が必要なものがいくつかあります。そのようなボードを選ばないことがよい解決法になります。

罠 設定したはずなのにハードウェアが機能していないようだ(2)
IRQやI/Oアドレスが衝突していることがあります。OPENSTEPのドライバ(Configure.app)に現れる標準設定とボードに最初に設定されている値がことなることもあります。ボードの設定とConfigure.appでの設定の両方を確認しましょう。さあ、メモ用紙を取り出してください。ボードが利用しているIRQとI/Oアドレスを列挙しましょう。設定可能な値の範囲も列挙しましょう。標準的なシリアルポート・パラレルポート・音源ボード・ネットワークボードの設定値はあらかじめ調べておきましょう。この問題を解決するよい方法はApple(NeXT)社に問い合わせることではなく、PC unixに詳しい人に教えを請うことです。

罠 PCMCIAカードを使いたい
PCMCIAは特殊な制御が必要です。ISAカードのドライバはつぶしがきくことが多いようですが、PCMCIAカードはOPENSTEPへの対応が明記されているもの以外はまず動きません。OPENSTEPはATAカードには対応していません。専用PCMCIAカードを必要とする外部機器は動きません。国産の安いPCMCIAカード用のドライバを自作されたときは公開していただけると幸いです。
NeXT社のPCMCIAカード関連ドライバのドキュメントに事前にを通してください。ドライバのバージョン毎の依存関係について重要なことが記載されています。
おすすめのPCMCIAカードはSCSIカードはAdaptec slimSCSIのWin95対応版のみ、ネットワークカードはXircomのps2ce($150-$170)のみです。これらメーカーの類似する他のカード(特に複合型カード)はハードウェアが異なるので動作しないと予想されますが、このFAQを読んだ代償として実際に動作確認をして報告していただけると幸いです(笑)。cogentのネットワークカードはメーカーが買収されサポートがありませんのでお勧めできません。3comのネットワークカードはrevisionによって動作しないものがあるという噂ですが確認できてません。

罠 グラフィックカード
グラフィックカードのドライバにはチップ汎用のものもありますが、特定のメーカー製のボードに限って動かないなどの例外事項があることもあります。NeXT社のWWWで公開されているドライバのリリースノートをよく読んで、非対応ボードを購入しないように注意しましょう。ドライバがチップのバージョンチェックをしていることがしばしばあって、同系列でも新型チップではドライバが使えないことも多いです。

罠 音源カード
IRQやI/Oアドレスでトラブルが多いですが、動かなくてもOPENSTEPの動作に支障はないのが救いです。設定がうまくできないときはDOSを使ってカード側の設定の確認をすると簡単に解決することがおおいようです。

罠 ネットワークカード(1)
お勧めカードを使っていればまず問題にはならないでしょう。NE2000互換カードの時には、上記の音源カードと同じ注意が必要です。NE20000やEN2000はNE2000ではないので注意しましょう。NE2000やEN2000のドライバはNeXT社からではなくフリードライバなので所在は自分でarchieしましょう。なおOPENSTEPでCAP(Colonbia AppleTalk Protocol)を使う予定があるならマルチキャスト対応ドライバがあるネットワークカードを選びましょう。(CAPのホームページ参照)

罠 ネットワークカード(2)
ネットワークカードがないとNetInfoサービスが起動できません。さらに重要なことは、NetInfoを起動する設定にした後では、OS起動時にネットワークをチェックしますから、カードを外しているとOS自身を起動できなくなります。一部のMacintoshでみられるように起動時に外部ネットワークと交信できる(ハブまで結線されている)ことが確認でないとネットワークサービスが立ち上がらないということがあるかどうかは確認していません。

罠 フロッピードライブ
3モードドライブは使わないほうが無難です。現在のOPENSTEPの標準設定では起動時にドライブを確認しています。ドライブが存在しないときはOPENSTEPの起動が途中で止まりますので、ノートPCなどではとくに注意が必要です。

罠 マウスとキーボード
入力デバイスのエラーはOPENSTEPにとっては(カーネル内部と直結した処理をしているため)致命的な影響がでることがあります。これらのデバイスは絶対に完璧に動作しなければいけません。たとえば動作中にマウスケーブルを抜いた(断線した)とき、マウスケーブルをつなぎ直してもマウスはもう動かないと思いましょう。(キーボードを使って再起動すればもちろん元通りにはなります)。

シリアルポートがオーバーフローするとOSが落ちるのか
この問題はNEXTSTEP3.3のリリースで解消されたらしいですが確認はしていません。CPUにi486相当の遅いものを使い、シリアルポートにNS16550AFN非互換のバッファ少ない(またはない)ものを使って、38400bpsで密な通信を行って問題が生じなければ解消されたものとみていいでしょう。なおシリアルポートの性能を引き出すためにはフリーのMuxというドライバが優れています。これはドライバがバッファリングするのでシリアルマウスなど即時性が要求されるデバイスを接続するときやpppを利用するときは注意が必要ですのでそれぞれの付属ドキュメントを熟読してください。

罠 キーボードのHOMEキー
電源を切るキーに設定されています。HOMEキーに触ると電源を切るかどうかというパネルが現れますが、ここでRETURN(ENTER)などと承認してしまうと終了処理が始まってしまうので、とくにノートPCなどHOMEキーに触れやすいキーボードでは注意しましょう。

罠 キーボードのpg up/dnキー
画面の明るさを調整するキーに割り当てられています。pg dnキーを押し続けると画面は真っ暗になります。真っ暗になってなにもわからなくなったらpg upキーを押し続けるといいかみしれません。

罠 insert/delキーが働かない
これらのキーは音量調整キーに割り当てられています。

罠 変換・無変換・全角・漢字・英数・ひらがなキーが働かない
これらのキーはDOS/Windowsの場合にだけ表記の意味を持ちます。OPENSTEPは互換性を維持するために特定の機種にのみ存在する(より正確にはNeXTに存在しなかった)キーには意味を割り当てることを禁じているようです。

罠 ファンクションキーに触ってしまった
ファンクションキーは利用できません。妙な文字が終わりなく入力され続けたり、警告音が終わりなく鳴り響くかもしれません。どれか適当な別のキー(スペースなど)を1回だけ叩いてしばらく待ってみましょう。

礬 APM: advanced power manager
起動のときにboot: プロンプトに APM=yes と入力する。特にインストールのときにこれを唱えておかないと、インストールの途中でハードウェアから発生されるAPM信号をインストール不完全な状態のOSが処理し切れずにえらいことになるらしい。

罠 起動時のboot: プロンブトではキーボード通りの文字が入力できない
OPENSTEPが起動完了するまではキーボードは101キーボードとして扱われますので、101キーボードの記号配列になります。起動後はユーザーが設定した(たとえば106キー)配列で扱われます。101キーボードを使うと安心かもしれません。

罠 NeXTキーボードってなに
Intelマシンを使っていてもPreference.appでキーボードの配列としてNeXT配列を選択できます。これを選択しないとキーボードの左altキーがcommandキー、右altキーがaltキーとして割り当てられますが、これを選択すると106キーボードなどで両altキーがcommandキー、両ctrlキーがaltキーになり、caps lockキーがctrlキーに、半角全角キーがescキーとなり使いやすくなります。(101キーボード用ではありません)。

罠 ハードウェアリセットしたくなった
ハードディスクにまだ書き込まれていないファイル(や書き込みが遅らせられているファイル)の書き込みに失敗したり、ハードディスク上のいくつかのファイルが壊れるかもしれません。リセットはしてはいけません。やってしまったら次回起動時に自動的にディスク修復が入るので数分から十数分の時間がかかるかもしれません。なくなったファイルは戻ってきません。

罠 スワップファイルが大きくなってしまった
メモりに入り切らないほどのソフトが起動すると自動的にスワップファイルに退避されますが、スワップファイルは必要に応じていくらでも大きくなります。そして一度大きくなったスワップファイルは電源を切るまでは小さくならず大きいままです。

罠 必要なメモりはどのくらい
添付ソフトを使うだけなら32MBでも十分ですが、快適に使おうとすれば多ければおおいほど良いです。24MBのノートPCでも動きましたがコンパイルやWWWプラウズをするとスワップが発生して時間がかかります。

罠 ディスクの容量が足りないというメッセージが出てしまった。
OPENSTEPは標準設定ではディスク容量の10%をシステムの作業用として確保しますから、ユーザーが使えるのは残り90%の領域です。なにかの原因(スワップやコピー作業を含む)でユーザー領域を越えてディスクが利用されそうになると警告がでます。必要ならば実行中のアプリケーションに中断指示を出しましょう。警告を無視してハードディスクの残容量を使いきってしったときなにが起こるか私はしりません。この10%という数字は/etc/disktabのエントリを編集することで変更できますがunixの知識が必要です。(GUIで編集できるツールがあるといいのですが)。
なお、この設定はMacやDOS(Win95)のディスクに対しても同様に適用されます。これって変なのですがMacやDOSのディスクを接続する仕掛けの都合で、いまの仕掛けを使う限りは避けることができません。

罠 ノートPCでAPMが動作していないようだ
機種によりますがハードウェア(BIOS)の設定が原因です。OPENSTEPの起動時にAC電源がつながっているなどの理由でAPMサービスが開始されていないと、OPENSTEPはAPM対応回路がないものとしてAPMサービスを開始しないようです。起動後に電池駆動に切り替わるなどしてAPM回路が有効になっても遅いようです。ハードウェア(BIOS)設定を変更するか起動時に電池駆動になるようにしましょう。

罠 ノートPCでレジューム後PCMCIAカードが動作していないようだ またはレスポンスが異常に低下している
ハードウェア(BIOS)の設定が原因です。ノートPCがレジュームの時にカードの電源を切る設定になっていると、OPENSTEPのドライバにはカードの再初期化ができないらしく、カードが機能しなくなります。ネットワークカードやSCSIカードなどの場合、OPENSTEPがネットワークやドライブを参照するタイミングで(戻ってこない)反応待ちのためにレスポンスが異常に低下することがあります。

罠 Macのフロッピー(MO)が読み書きできる
現在のこのドライバには問題があります。読み出しは問題ありませんが、書き込みの時に同時に複数のファイルを書き込もうとするとOSがハングアップしますのでそのような操作は絶対に行わないでください。ファイルは必ず1つずつ、用心して時間をかけて書き込みましょう。OPENSTEPではこの問題の解消(ドライバの書き直し)は期待できないと思われていましたが、Rhapsodyでは期待できそうな雰囲気です。なお日本語ファイル名は自動変換されるので心配はありません。ファイル内容は漢字変換はされないので自分で変換しましょう。
フロッピーの容量が少ないように見えるのは気のせいではありません。上のほう参照。

罠 DOS(Win95)のフロッピー(MO)・ディスクが読み書きできる
日本語ファイル名は自動変換されるので心配はありません。ファイル内容は漢字変換はされないので自分で変換しましょう。この機構は設計が古いのでWin95のロングファイル名には対応していません。またNT-FSや圧縮ドライブには全く対応していません。特にハードディスクのアクセスでは注意する必要があるでしょう。ロングファイル名を失わずにファイルを移動するよい方法は1つにはLhaなどで圧縮することであり、もうひとつは(日本語ファイル名の漢字コードの変換がなされるかどうかという問題はありますが)ftpやsambaなどのネットワークを用いることです。
さらにファイル名についてはNeXT(OPENSTEP)側で8+3の小文字である必要があります。大文字のファイル名は変換できないので変更するようにというメッセージがでます。拡張子が3文字を越えているときも自動変換はなく、変更するようにというメッセージが出ます。Rhapsodyではもっと融通が利くように改善してほしいところです。
フロッピーの容量が少ないように見えるのは気のせいではありません。上のほう参照。

罠 ネットワーク(ftp)の転送速度が遅い
(1) Mac側のネットワークの転送速度はかなり遅い(1-2桁遅いと考えて丁度いい)のでそれで正常です。 (2) 馬鹿ハブ(パッシブハブ)を使っていると400KB/secが限界のようです。 (3) 異常に遅いときはケーブルの断線や接触不良も考えられます(10base2など)。 (4) ネットワークに悪さをする機器がぶら下がっているかもしれません。

外部からftpで入ることができない
アカウントのパスワードを消しているとtelnetでは入ることができますがftpでは入ることができません。UserManager.appで同じuidをもつ別の名前のユーザーをパスワードを持たせて作りホームディレクトリを共有すれば、このユーザー名で外部からftpすることができます。同じuidをもつユーザーが複数ある時は、ワークスペースの表示などでは最初のエントリが表示されます。

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