タイトル

The Joy Machine
著者James Gunn(Contributor), Theodore Sturgeon
ISBN067100221X
シリーズ TOS #80
分類フィクション
形態Mass Market Paperback
出版社Simon & Schuster
出版年September 1996
概要Amok Timeの作者とThe Immortlsの制作者による

Timshelは銀河における保養地であった。豊かな文化と美しい自然にとみ、住人は友好的でもてなし上手であった。だが、そのTimshelが外部との接触を断ってしまった。誰一人として、訪れることも立ち去ることも許されなくなった。不審に思った連邦は調査のために工作員を送り込んだが、一人として戻らなかった。
 カーク艦長とエンタープライズのクルーは真実を発見し、驚く。Timshelの人々はすべての人に完全な喜びを与える、潜行性の新しい技術に溺れていた。魂を滅ぼすエクスタシーによって文明全体が奴隷と化していた。カークとスポックは今までにいろんな脅威に直面してきたが、今、彼らはもっとも抵抗しがたい脅威:完全な幸福に直面する。
 そして、やがて連邦の他の部分もすべてジョイ・マシンの抗しがたい支配下におかれることになる。

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by (智)

久々に新鮮なものを読んだ気がする。テーマ自体はスタートレックにはおなじみの、スーパーコンピュータをやっつけるという古典的なものだが、切り口や風味付けが新鮮なのでしょう。(コンピュータ破壊者としてのカーク、というような論文を昔どこかで読んだ)
 シオドア・スタージョンが昔テレビ用に書いたが、ドラマ化されなかったアウトラインを元にJames Gunn(こちらも有名なSF作家らしいが私は知らない、と思う)が小説化したものだそうです。最後がちょっと物足りないというか、エピローグを付けて欲しかった。