概要 | | 世代にまたがる、30周年記念エピソード
〈ボイジャー〉がデルタ象限へ移送される100年前、Tuvok中尉は宇宙連邦軍の最も有名な士官、〈エクセルシア〉のヒカル・スールー艦長に仕えていた。
今、当時の出来事がよみがえってきた。地図にない星雲を航行中、Tuvokはスールー艦長と過ごした時の記憶にしつこくつきまとわれた。抑圧された記憶の根源を早く見つけださなければ、彼の命に係わりかねなくなった。
最も親しい友を救うため、Kathryn Janeway艦長はTuvokと共に絶望的な闘いの中にある1世紀前の〈エクセルシア〉のブリッジへと戻る。そこで、Janeway艦長、Tuvok、スールー艦長、ジャニス・ランド少佐は今までには知られていなかった、銀河生命への脅威と直面することになる。
Tuvok中尉は〈エクセルシア〉のブリッジに立っていた。彼の記憶にしか残っていないブリッジに。Janeway艦長がそばに立ち、彼女の心は彼の心と精神融合していた。左手には〈エクセルシア〉の司令官、ヒカル・スールー艦長のイメージがあった。
「クリンゴンと遭遇するところなの?」Janewayが尋ねた。
「正確には少し違います」Tuvokは声を抑えたまま、モニターを水晶玉を覗くように見つめた。「クリンゴンの月、プラクシスが爆発しようとしています」
突如、艦全体が揺れた。クルーの1人が叫んだ。「2−4−0−マーク−6からエネルギー波が来ます!」
スールー艦長とJanewayはビュースクリーンを見つめ、共に叫んだ。
「シールド!」Janewayが命じたが回りの像は一体も反応しなかった。
「シールド!」スールーが命じ、エネルギー波が艦を揺さぶった・・・
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