概要 | | 「Terry Erdmannがディープ・スペース・ナインの確定的な歴史を編纂した。ヒット作も(失敗作も同様)全てがここにある。非常に特別な記憶を思い出させてくれる」―スタートレック:ディープ・スペース・ナイン エクゼクティブ・プロデューサー、Ira Steven Behr 信じがたいかも知れないが、新しいスタートレックシリーズを開始するのはリスクの大きい冒険だと考えられた時があった。スタートレック:ネクスト・ジェネレーションズが成功したのは単に幸運だったからかも知れない。別のショーが視聴者のイマジネーションを捉えることができるだろうか? ディープ・スペース・ナインのクリエーター達は、これまでのより心地よい、より親しみやすいスタートレックの具現化とは全く違ったキャストのキャラクターを造りだした。作家の一人は言った。「直ぐに彼らが完全に創り出された人間でないことに気付くだろう…彼らはより現実的に感じられる…彼らは話を物語る上で異なった視点を象徴する」ショーの舞台は宇宙ステーションである。暗く、不気味と言えるほどの、異質な場所―明るく安心できる宇宙船とは正反対の場所である。この新しいスタートレック・シリーズはあらゆる期待を担っていた。そして成功した。ディープ・スペース・ナインは今までのテレビ番組の中ではもっとも見応えのある、感動にあふれた、そして恐ろしいほど熱狂された時間を幾つか生み出した。そして7年間を終了した時には、毎年毎年シンジケート視聴率上位のランキングを押し上げることができた。 この本はこの革命的なシリーズの見応えのある全176のエピソードの公式ガイドである。全てのエピソードに対して、細かなあらすじ、舞台裏の情報、キャストとクルーへの徹底的なインタビューが提供される。何百もの写真やイラスト(多くは今までに見たことがないもの)がページにあふれている。軽い気持ちの読者から、もっと知りたがっているファンまで、これはこの草分け的シリーズの決定的な本である。爆発的な出だしから胸の張り裂けるような結末まで、全てを再体験し、テレビガイドがなでこのシリーズを「もっとも上手く演じられた、書かれた、プロデュースされた、ひっくるめて最良のスタートレック」と呼んでいるのか、確かめなさい。
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