大半の惑星とは異なり、Rimilliaは軸にそって回転していなかった。そのため昼と夜の側は永久に極度の熱さが寒さにさらされていた。惑星の表面のほんの細いベルト地帯にのみ居住可能であった....今までは。 想像を絶する力の巨大なインパルス・エンジンを用いて異星人DumadaはRimilliaを回転させ世界中を植民に適するようにしようとする。しかしながら、それにかかる巨大な負荷が惑星を破壊するのではと恐れる者もあった。 Dumadaへの協力を命じられたカーク艦長は回転プロジェクトの鍵を握る、誘拐された科学者を救出しなければならなかった。だが、一旦巨大なエンジンが活動を開始した今、スコッティといえども、惑星と〈エンタープライズ〉を破滅から救うことができるだろうか?
by (智)